青春18切符による久留里線の旅 その4

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今回は久留里線の旅の第4弾、最終回です。

前回は鉄道から離れて馬来田駅の周辺を歩いてきましたが、今回はまた久留里線に乗って終着駅の上総亀山へと向かいます。

車窓はやはり田園風景です。

最高速度時速40kmくらいでのんびりと走っていきます。

そして久留里駅に到着。

久留里線は単線の路線なので、どこかで上り線と下り線の行き違いを行わなければなりません。

それがこの久留里駅と木更津、馬来田の中間にある横田駅なのです。

この両駅では今やあまり見かけることのできなくなったタブレット交換を見ることができます。

まずはタブレットを簡単に説明しましょう。

単線区間だと上り線と下り線が同じ区間に入ってしまったら大変なことになりますよね。

それを避けるためにその区間を通ってもいいですよという許可を与える通行証のようなものがタブレットなのです。

このタブレットを持っている列車のみがその区間を走行できるというわけです。

従って久留里駅のように上りと下りの交換駅では、お互いに持っていたタブレットを交換してさらに先に進むためのある種の儀式がこのタブレット交換なのです。

タブレットとはこうのようなものです。

ガラス越しでちょっと見づらいですが、真ん中の輪っかのようなものがタブレットです。

これは下り線のもので、これをまずは駅員さんに渡し、駅員さんは上り線のところに行き、上り線のタブレットをもらい、下り線が持っていたタブレットを上り線に渡します。

そして上り線で受け取ったタブレットを下り線に渡すのです。

今回は久留里線を往復したので、久留里駅で2回、横田駅で2回の計4回みることができました。

さて、いよいよ終着駅の上総亀山に到着です。

山の中の終着駅なので、線路の端には車止めがあります。

これを見ると終着駅に来たなという感覚が涌いてきますね。

車止めの方から列車を見ると。

ここで線路が途切れていて、なんだかせつなくなってしまいます。

復路は徐々に緑の向こうに太陽が徐々に沈んでいく様子が見えました。

夕日を見るともう旅も終わりだなという気持ちになってきます。

木更津駅に到着し、なのはな弁当という駅弁を購入し、帰りの内房線の車内で食べました。

駅弁なんて何年振りに買ったんだろう。

普段はどこかに行ってもコンビニ弁当で済ませていたからな。

というわけで、青春18切符を購入しての久留里線の旅を堪能してきました。

次はどこのローカル線に乗りに行こうかななんて時刻表を眺めながら色々妄想中です。

青春18切符による久留里線の旅 その1
青春18切符による久留里線の旅 その2
青春18切符による久留里線の旅 その3
青春18切符による久留里線の旅 その4←今ここ

(写真はNikon D40xで撮影したものです)

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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