樋口一葉の井戸を近くから眺めてみる 文京区本郷井戸巡り その3

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前回文京区本郷にある樋口一葉が使用した井戸を紹介しました。
周囲には坂や階段といった高低差がたくさんあり、変化がある町並みの中に木造3階建ての建物などがあった本当に風情のある地域にその井戸はありました。
今日はその樋口一葉の井戸にクローズアップしてみたいと思います。

青銅色の井戸ポンプと土台が時代の経過を感じさせますが、ポンプの先についた日本手ぬぐいが現在でもちゃんと使用されているということを表しています。
実際、この水の出口の下は濡れていたのでこの地域の方々の植物栽培用の水として使われているのでしょう。
ポンプにぐっと近寄ってみると。

「宝」というトレードマークが。
水は宝ということを暗示させているようでした。
それにしても、このアングルだと昭和、または大正の時代のような雰囲気も出てきます。

土台の縁にある装飾もみごとでした。
このように細かいところにまで職人さんの手が入っているとうれしくなってしまいます。
できたてほやほやの時は色もついていたのかもしれません。

本当にいい雰囲気の場所にある井戸なのでどれだけ見ていても飽きない井戸でしたよ。
次回は、この樋口一葉の井戸の近くにある別の井戸を紹介します。

本郷井戸巡りまとめ
木造棟割長屋にある井戸ポンプ 文京区本郷井戸巡り その1
路地を抜けた階段下にある樋口一葉の井戸 文京区本郷井戸巡り その2
樋口一葉の井戸を近くから眺めてみる 文京区本郷井戸巡り その3←今ここ

写真はNikon D40xで撮影したものです。

文学作品好きな方はこの本を読んでから東京散歩をすると楽しいかも。

東京文芸散歩 (角川文庫)
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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