僕のお散歩コースである諏訪台の思い出

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小学生の頃、西日暮里駅横にある高台の諏訪台によく遊びに行っていました
そこには諏方神社があり、その境内からは山手線、京浜東北線、東北本線の線路がよく見えるのですよ。

今ではこのように新幹線が走る様子も見えるようなっていますが、その向こうの町並みはたくさんのビルが立ち並んでいます。
昔はこんなにビルがなくてもっと眺めがよかった気がするんですけどね。

高校生になると通学のために自転車でこの諏訪台を走り抜けていました。
チャリ通だったので毎日ここを通っていたのです。
この諏訪台からは電車ばかりが見えるではなく、谷中方面に降りていく坂からは富士山が見えるので、そこも僕のお気に入りスポットです。
それが富士見坂です。

冬の天気がいい、空気が澄んだ朝夕はここで立ち止まってよく富士山を眺めていたものです。
写真を撮った日は富士山が見えなかったものの、この角度で富士山が3分の2くらい見えるのですよ。
今ではこの坂と富士山を結ぶ直線上にマンションが建ってしまい全体像が見えなくなってしまったのが残念でなりません。
実はこの富士見坂からの富士山の眺めについて17年前の高校の卒業文集で書いたことがあるのです。
今それを読み返すのは恥ずかしいので決してありませんが、記憶によると富士山が少しずつ欠けて見えるようになっている様子を嘆き悲しんだ文章だった気がします。
卒業文集には思い出や将来の夢などを書く人が多い中、エッセイ風の文章で異彩を放っていたのではないかと自分で思っていたけど、実際にはどうなんでしょう。

そして今また、この諏訪台をよく訪れています。
谷中近辺の写真を撮りに行く際に必ずここを通って行くのです。
諏方神社内の冬の枯れ木から春の桜まで季節により大きく表情を変えてくれるのがとても楽しいのですよ。

時代によりこの諏訪台の風景、そしてこの高台から眺める景色は変わっていきますが、季節毎の自然の移り変わりの美しさはいつの時代も変わりません。
昔からの眺めが変わってしまうのはとても残念なことではありますが、まさに今そこにある美しさを楽しむのも散歩の楽しさだと思っています。
これから先もこの諏訪台は僕のお散歩ルートであり続け、そしてこの美しさをできる限り写真に撮って残していこうと思っているところです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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