昭和の鉄道への憧憬がここに 「Nostalgic Train ノスタルジック・トレイン No.2」

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今では見かけなくなってしまった国鉄型車両や私鉄の懐かしの車両が多数掲載されているムック本を購入しました。

Nostalgic Train ノスタルジック・トレイン No.2 (GEIBUN MOOKS 655)
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Nostalgic Train ノスタルジック・トレイン No.1に続くシリーズ2冊目ですが、1冊目は購入していたもののこのブログで紹介するのはすっかり忘れていました。

さて、今回発売されたこのNo.2の内容を目次から見てみましょう。

・昭和45年夏・万博競争曲
・昭和ノスタルジー私鉄ー近江鉄道
・鉄道遺産を訪ねて 第2回
・私鉄のデラックス車両回顧 第2回
・昭和の鉄道華やかなりし頃 第2回
・大庭コレクションへようこそ 第2回
・アジアで発見、懐かしの日本の鉄道 第2回
・湘南色電車に乗りたいナ♪♪
・モハ・サロん! 小倉沙耶の“鉄人”インタビュー

などです。
この中で特に面白かったのは、「鉄道遺産を訪ねて」です。
文章と写真は斉木実さんによるもので、現在まだ現役で残っている車両の中にある昭和の遺産を紹介しています。
僕が小さい頃に特急型車両や新幹線に乗ったときによく見かけた紙コップが掲載されていました。
現在でも「あけぼの」「日本海」「北陸」や昔のままの特急型車両には残っているようです。
「あけぼの」に乗ったときには気がつかなかったなあ。
次に乗る時には気をつけて見てみようと思います。
その他、ハイネケンのセレナーデなどが流れるオルゴール、プルマン式A寝台、帽子掛け、食堂車、扇風機、センヌキなどが紹介されており、気をつけて見ないとそれが国鉄時代の遺産だとはわからないものだけに、それを伝える意味は大きいと思います。

もうひとつ印象に残ったのは、連載記事である「昭和の鉄道華やかなりし頃 第2回」で、今回は京都市電が特集されています。
京都の市電は昭和53年で全廃されてしまったので僕の記憶には全くありません。
書籍でも写真をあまり見たことがないので、この特集はとても興味深いものでした。
京都の歴史的な町並みの中を走る路面電車がもし今でも残っていたら、絶好の観光資源となると思うのですが時代の波には逆らうことができなかったのでしょう。
そんな市電の昭和36年の写真を中心に誌面が構成されているので、かつての京都の姿を目の当たりにすることができるのも貴重といえましょう。

昭和の鉄道への懐かしさで一杯のなかなかいい一冊でしたよ。
「ノスタルジックトレイン」についての詳細はこちらから。
Nostalgic Train ノスタルジック・トレイン No.2 (GEIBUN MOOKS 655)

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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