奥羽本線赤岩駅のスイッチバックの遺構を堪能する 夏の青春18きっぷの旅 その12

※当サイトではアフィリエイト広告を掲載しています。

スポンサーリンク

青春18きっぷの旅3日目は奥羽本線米沢駅から赤岩駅へとやってきました。
この赤岩駅は無人駅で周囲には駅施設以外には何にもないのです。
米沢方面を見るとすぐにトンネル。

福島方は前回のせた写真のようにどんどん山の中に入って行きます。
ホームには簡素な屋根がわずかについているだけで雨風をしのげる場所はありません。

その代わりにホームからちょっと離れたところに待合室があります。

写真中央右の小屋がそれね。
ほんとに小屋です。
中には4席分のベンチと木の杖が何本か、そして時刻表などがあります。

この時刻表を見るだけでもこの赤岩駅がどれだけ恐ろしいところか想像できると思います。
ちなみ僕は上りの8:36分の列車に乗ってきたので、次の直近の列車は下りの13:11発米沢行きです。
約5時間という時間がありますが、外は霧で雨は降っていない状態なのでなんとかなるでしょう。
と思っていたら!
突然の豪雨。
周囲の散策をしようとしていたのに、これじゃ無理かとも思ったけどせっかくここまで来たから無理矢理でも歩いてきますよ。

まず最初の見どころは赤岩駅の旧ホームです。
この赤岩駅は山形新幹線開通前はスイッチバックの駅でした。
新幹線開通直前にスイッチバックが廃止された現在の形になったのですが、まだ以前の残骸が残っているのです。

草に埋もれたホームと駅名標がなんとなくわかりますよね。
ホームはもう1本あり、こちらはわかりやすいかも。

このホームの右下に現在の線路があります。
この位置は水平になっているけど、現在の線路はかなりの勾配があるというのが想像できると思います。
こんな場所にたまに新幹線が通過していくのがなんともシュールな光景なのです。

このように駅の近くだけでも見どころ満載の赤岩駅なのですが、実はここから離れた場所にもっと魅力的な場所があるのです。
その話はまた次回。

夏の青春18きっぷの旅まとめ
上野から仙台まで常磐線で北上する 夏の青春18きっぷの旅 その1
仙台から盛岡まで東北本線を北上する 夏の青春18きっぷの旅 その2
盛岡から宮古まで秘境区間を行く山田線に乗車 夏の青春18きっぷの旅 その3
宮古駅から岩泉線の岩手刈屋駅へ 夏の青春18きっぷの旅 その4
夏に輝く岩泉線岩手刈屋駅 夏の青春18きっぷの旅 その5
秘境駅中の秘境駅、岩泉線押角駅 夏の青春18きっぷの旅 その6
岩泉線押角駅周辺を散策する 夏の青春18きっぷの旅 その7
宮古から花巻まで快速はまゆり4号に乗車する 夏の青春18きっぷの旅 その8
車窓に見える錦秋湖が美しい北上線に乗車 夏の青春18きっぷの旅 その9
奥羽本線院内駅周辺をレンタサイクルで周った後米沢へ 夏の青春18きっぷの旅 その10
峠の力餅を購入し、奥羽本線赤岩駅で下車する 夏の青春18きっぷの旅 その11
奥羽本線赤岩駅のスイッチバックの遺構を堪能する 夏の青春18きっぷの旅 その12←今ここ
奥羽本線赤岩駅から山道を歩いて集落を目指す 夏の青春18きっぷの旅 その13
大雨の中、廃墟だらけの大平集落を歩く 夏の青春18きっぷの旅 その14
峠駅に短時間滞在してから帰宅の途へ 夏の青春18きっぷの旅 その15
大雨のため東北本線が運転見合わせでダイヤがずたずた。果たして上野に帰れるのか?(シリーズファイナル) 夏の青春18きっぷの旅 その16

写真はNikon D40xで撮影したものです。

スポンサーリンク



この記事が気に入ったら「いいね !」 しよう
最新記事をお届けします!

Twitter で
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
お問い合わせメールフォーム

詳細なプロフィールはこちらから。
プロフィール
トップページ旅の全記録フォトウォーク登山の全記録