群馬県民の日にわたらせ渓谷鉄道を乗りつぶす 秋のわたらせ日帰り旅行 その1

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10月28日は群馬県民の日です。
群馬県内では、高崎ー横川間にはSL・EL群馬県民の日号が走るというイベントなどが開催されました。
僕は東京都民ですが、せっかくの群馬県民の日なので群馬県に遊びにいくことにします(笑)
今回は一人旅ではなく、僕を含めて3人での日帰り旅行です。
目的地はわたらせ渓谷鐵道


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わたらせ渓谷鉄道は群馬県の桐生と栃木県の間藤を結び、かつては国鉄足尾線と呼ばれていた路線です。
国鉄時代は足尾銅山からの貨物輸送でに賑わっていたのですが、銅山閉山後は貨物輸送も廃止になり、JRとなってからはついに第3セクターのわたらせ渓谷鉄道へと経営が変わったローカル線です。
しかし、現在ではトロッコ列車も走る観光路線へと変貌を遂げており、車窓から見える渡良瀬川や足尾の山々が絶景ということもあってかなりの人が訪れるようになっています。
そんな路線に初めての鉄道旅行をするという人を連れて行き、鉄道の魅力を感じてもらうというのも今回の目的になっています。
さてさて、一体どんな旅になることやら。

というわけで、10月28日の早朝に上野駅へとやってきました。
地平ホームには寝台特急北陸がちょうど到着したところでした。

こういう思いがけない出会いがあるので、夜行列車が発着する上野駅は大好きです。
まず乗車するのは群馬方面に直接向かう高崎線ではなく東北本線です。
6:50、上野発宇都宮行き快速ラビットに乗車。
平日の朝なので思いっきり通勤時間帯とかぶっており、車内はたくさん立っている人がいましたが、僕らは早めに並んでいたのでボックス席を確保することができました。
7:52、小山着。
急いでホームを歩き、小山駅の端っこにある両毛線ホームへと移動。
7:57、小山発高崎行き普通列車に乗車。
車内は学生さんで超満員。
8時前後のこの時間帯はちょうど通学時間なので仕方がありません。
途中若干の乗降があるもののほぼ満員のまま岩舟駅付近に来ました。
すると車窓から奇妙なものが見えてきたのです。

わかるかな?山腹に「大小」の文字が書かれているのですよ。
調べてみると、この山の名前が大小山だそうです。
非常にわかりやすい!

足利駅で学生さんの全てが下車すると車内はガラガラ。
ロングシートに寝転がれるくらいになってしまいました。
8:54、桐生着。
ここでわたら渓谷鉄道へと乗り換えになりますが、その前に今日使う切符を購入します。
使用するのは一日フリーきっぷ。
大人1800円で一日乗り降り自由になるのです。
桐生から終点の間藤までが通常1080円なので単純往復だけでも元が取れてしまうお得な切符です。
ただし桐生、相老、大間々、通洞でしか販売していないので、このどこかの駅で購入する必要があります。
桐生駅の窓口で切符を購入し、いよいよわたらせ渓谷鉄道に乗りこみます。
まず最初に乗ったのはこちら。


(大間々駅で撮影)

1両のディーゼルカーでした。
上野発の東北本線は10両編成、両毛線は6両編成だったので、いきなり1両になるとローカル線に来たなという感じがしてワクワク感が一気にアップします。
8:58、桐生発大間々行き普通列車に乗車。
桐生駅を出るとすぐに渡良瀬川を渡ります。

この鉄橋を渡ると下新田駅になり、この付近までJR両毛線と並走していたのが分かれて単線の路線になります。
相老駅で桐生行きの列車と交換。

9:14、大間々着。
この桐生ー大間々間はほぼ市街地を走っているのでそんなに楽しい景色を見ることはできませんが、この大間々から先がかなり楽しい車窓が広がる路線になります。

その前に、次の列車までかなり時間があるので大間々駅を眺めたり、その周辺を散策することにしましょう。
その話はまた次回。

秋のわたらせ日帰り旅行まとめ
群馬県民の日にわたらせ渓谷鉄道を乗りつぶす 秋のわたらせ日帰り旅行 その1←今ここ
わたらせ渓谷鉄道大間々駅と高津戸峡 秋のわたらせ日帰り旅行 その2
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車にはトロッコ弁当がよく似あう 秋のわたらせ日帰り旅行 その3
若干の紅葉の中、渡良瀬川沿いを走るトロッコわたらせ渓谷号 秋のわたらせ日帰り旅行 その4
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車から見える産業遺産 秋のわたらせ日帰り旅行 その5
昔懐かし木造駅舎が残るわたらせ渓谷鉄道足尾駅 秋のわたらせ日帰り旅行 その6
間藤駅で足尾銅山の負の遺産を見る 秋のわたらせ日帰り旅行 その7
木製ラッチの残るわたらせ渓谷鉄道通洞駅 秋のわたらせ日帰り旅行 その8
足尾銅山観光で足尾の歴史を学ぶ 秋のわたらせ日帰り旅行 その9(シリーズファイナル)

写真はNikon D40xNikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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