五能線鰺ヶ沢駅周辺の漁師町を散策する 冬の青森秋田紀行 その13

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秋田・大館フリーきっぷを使った冬の青森秋田紀行の2日目は五能線の旅になりました。
まずは駅舎に巨大土偶がいる木造駅を訪問してきました。
では五能線の先にに進むことにします。

8:10、木造発鯵ヶ沢行き普通列車に乗車。
1両編成のキハ40には僕を含めて乗客は2名でした。
通学時間帯も終わり、市街地である五所川原、弘前方面ではない列車の乗車率はこれくらいなのでしょうかね。
早朝の弘前行きが4両編成だったのに比べるとこの1両編成はちょっと寂しげでした。
8:33、鯵ヶ沢着。

五所川原や木造で降っていた雪はこの頃にはすっかりやんでいました。
次の列車まで1時間20分程あるので、周辺散策に行ってきました。
駅前通りをまっすぐ歩くと川があり、一部は凍っていてその上を白鳥が歩いていました。

優雅に水面にいる時に比べて、氷の上に立っていると何となく間抜けに見えるような見えないような・・・
川の全体を見ると、表面が凍結しているのは全体の60%といったところでしょうか。

この氷を見ただけでも寒さが思い出されます。
鯵ヶ沢の町は海辺にあるのでとても風が強く、どこか寒さが凌げる場所はないかと探したところ日本海拠点館あじがさわがあるのがわかりました。

図書館、会議室などがある施設なので、鯵ヶ沢の町の情報なども手に入るかと思って行ってみたら、

「誠に申し訳ございませんが、空調設備トラブルのため、只今閉館しています。拠点館」という貼り紙が・・・
駅から寒さに耐えながら慣れない雪道を15分程歩いてきたのに、なんと言うツキのなさ。
閉館ならば仕方がないので次の場所を探すことにしましょう。
落胆したまま拠点館から出てみると、目の前を五能線が走り抜けていきました。

こんなことならどこか撮影ポイントを探しておけばよかったというさらなるネガティブ思考が広がるなか、港の方に来てみると、そこには僕好みの風景がありました。

出来れば漁師さんも見れたらよかったのですが、港には人っ子一人いませんでした。
そろそろ寒さが限界になってきたので、港の近くにある海の駅「わんど」に避難しました。

こちらには観光案内所、海産物などの直売コーナー、鯵ヶ沢出身の力士である舞の海などを紹介する鯵ヶ沢相撲館がありました。
僕はおやつの大福とバナナを購入してきました。
体も温まったところで、鯵ヶ沢の駅へと戻ることにします。
途中、漁師さんの家なのか、網があったのですがすっかり凍り付いていました。

駅前の小さなお店でお昼ごはんのチキンボーとたこ焼きを購入。
駅待合室で早めの昼食をとり、次の列車に乗り込むことにします。
その話はまた次回。

冬の青森秋田紀行まとめ
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五能線鰺ヶ沢駅周辺の漁師町を散策する 冬の青森秋田紀行 その13←今ここ
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旅のまとめ 冬の青森秋田紀行 その23

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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