「あけぼのが走った夏」 8月4日、上野駅13番線ホームのドキュメント

8月4日。
定期運行が終了となってしまった寝台特急あけぼのが、今年の夏は臨時列車として蘇りました。
というわけで、上野駅13番線ホームから出発する臨時寝台特急あけぼののお見送りに行ってきました。
夕方更新のTokyo Train Storyで掲載した写真を今日はまとめて紹介しようと思います。

まずは中央改札口の電光掲示板を見上げてみました。

21:33の青森行の特急あけぼの。
この文字を見るだけで北へ旅をしたくなってきます。
6両という短い編成なのがちょっと残念なところではあるのですが。。。

13番線ホームに行ってみると既にたくさんの人たちが撮影のためにスタンバイしていました。
僕もその列に加わり、今か今かと到着を待ちます。

定刻からちょっと遅れてようやくあけぼのが尾久から推進運転でやって来ました。

後部ドアが開いた状態で上野駅に到着する姿はいつ見てもワクワクさせてくれます。

臨時列車ながらもチケットは完売ということであけぼのの人気の程が伺えました。
大きな荷物を持った人々が次から次へと青い車両の中に入っていきます。

チケットを持っていない僕は車両の中には入れないので、外からブルートレインの車両を眺めることにします。
あけぼののテールランプが光り輝いています。

この列車に乗り込んで寝転がっていれば青森駅まで連れて行ってくれるのですよね。

乗りたいなあ。
6両の短い編成になったのでA寝台はなくなりました。

それでも寝台列車はやはり魅力的です。

出発の時が近づいてきて13番線ホームも落ち着きが出てきました。
もうあけぼのに乗り込む人もいないようです。

そして、出発。

13番線ホームから青い客車が滑るように動き出しました。
僕はその後姿を見送るのみです。

次にあけぼのが走る時にはこうして見送るのではなく、中から見送る人々を見てみたいと思った8月4日の夜でした。

写真はNikon D7000+SIGMA 単焦点マクロレンズ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM ニコン用 フルサイズ対応で撮影し、SILKYPIX Developer Studio Pro6で現像しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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