乗るだけでも楽しくなってくる特急あそぼーい！の車内をたっぷりと探検してみた『くまもと鉄分補給日記の旅』その16 #鉄道くまもと

1月25日。
くまもと鉄分補給日記の旅のレポートの第16回目です。
旅の2日目のお話です。

今回は豊肥本線の宮地駅から熊本駅まで乗車した特急あそぼーい！を紹介します。

くまもとの鉄道の旅を楽しんできました！この記事は「鉄道王国くまもとだモン！」内の「くまもと鉄分補給日記」でも紹介されています。

特急あそぼーい！はJR九州が誇る観光列車で、基本的に週末に走ります。
その他、多客時などには平日に走ることもあります。
列車紹介などの詳しい情報はこちらからどうぞ。
→特急あそぼーい！ | JR九州の列車たち～JR九州観光列車【D＆S列車】・新幹線～
このあそぼーい！の車両デザインは水戸岡鋭治さんが担当しておりまして、和歌山のたま電車や九州新幹線も彼の手によるものです。
あそぼーい！も車内の至る所に遊び心が満載で、とにかく乗って楽しい列車なのですよ。
まずは僕が乗車した席から見てみましょう。

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右の列の一番前の席です。
ここはパノラマシートと言いまして、席の前には運転台はなく、前面展望が開けているのですよ。
確か乗車の2週間前くらいにチケットを取ったのですが、偶然空いていてラッキーでした。
僕の席の左側の座席を見てみましょう。

カラフルな縞々のシートに木の肘掛け。
もうこれだけで観光気分がアップしてきます。
座席の前にはこれまた木製の小さなテーブルがあります。

初期状態でもちょっとしたものは置けるけど、開いてみると少し広いデーブルになります。

ドリンクを置くへこみもありますね。
こんな座席ならゆったりと座って旅ができそうです。
ちなみにこの展望部分は車両の前と後ろの2箇所にあって、ここの座席のチケットを持っている人じゃないと入ることはできません。
なので、その他のお客さんの通行に邪魔されずに景色を堪能することができるというのもいい点だと思います。
この暖簾の向こうが展望席コーナーです。

でも、あそぼーい！はここでずっと座ったままではもったいない列車なのですよ。
車内探検もしてみましょう。

こちらは普通座席の車両です。

肘掛けもテーブルもプラスチック製ですが、シートカバーは縞々です。
この車両内には真ん中にテーブルがある4人席もありました。

こちらはカフェカーです。

コーヒーや駅弁、おみやげをここで購入することができます。
この車両の座席も面白いのですよ。

親子席です。
窓側の背もたれが低くなっていて、子供が座りやすいデザインになっています。
列車で旅をするのは大人だけではないので、こういう子供用の席が作られているというのに感心しました。

また、この車両には子供の遊び場も用意されています。

木のボールがたっぷり入ったプールがあったり、

茶室があったり、

読書コーナーもあります。

子供はおとなしく座っていることができるわけではないので、このように自由に遊べるコーナーがあるのもいいですね。
僕が小さい頃にもこんな車両があったらよかったなあ。

トイレの入口も見てみましょう。

これは簾って言っていいのかな？
無機質な感じではなく木があるだけで何となく温かな感じがしますね。

そして車両のあちこちにいるマスコットキャラクターのくろちゃんです。

前日に阿蘇駅にくろちゃんの小屋があるのを見ましたが、このあそぼーい！のキャラクターだったのですね。
車内のあちこちにいるので探してみるのも楽しいですよ。

こんな感じで、乗るだけで楽しくなってくるこの特急あそぼーい！なのですが、実は車窓風景がまた雄大で最高に惹きつけられるものなのですよ。
それは次回たっぷりと紹介いたします。
続く。

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写真はNikon D610+Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED フルサイズ対応で撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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