ドイツ鉄道（DB）が乗り放題になるジャーマンレイルパスの買い方と使い方について『ドイツ路地裏散歩の旅』その5 #ANAxトラベラーズ

3月19日。
ANAと旅マガジン「トラベラーズ」の企画でドイツに行って来ました。
前回はデュッセルドルフ空港でSIMカードを購入する方法について説明しました。
今回はドイツでの鉄道旅では欠かせないジャーマンレイルパスについてのお話です。

ジャーマンレイルパスとは

ドイツ鉄道（DB）が期間内であれば乗り放題になるフリーきっぷです。
基本的にこの切符だけでどんな列車でも乗車できます（一部乗車できない例外あり）。
日本のイメージでは新幹線であるICEという都市間超特急にも乗車できてしまいます。
特急列車などは座席指定してもいいし、指定せずにそのまま乗車して、空いている座席に座ってもOKです。
ドイツの場合、指定券が売れている席は、座席上部にどこからどこまで指定されていますという表示が出るようになっていますので、座っていい席かそうでないかはすぐにわかるようになっています。
僕は旅の最中は座席指定をせずに、空いている席に座るようにしました。
どうしても座りたいという人は事前に座席指定をしておくとよいでしょう。
ただし、地下鉄や路面電車はこのパスでは乗車できないので注意してください。
詳細はこちらからどうぞ。

ジャーマンレイルパスの有効期間

通用日連続タイプだと5日、10日、15日の3パターンがあり、1ヶ月の間に何日間か乗るという場合は、3日、4日、5日、7日、10日の5パターンがあります。

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ジャーマンレイルパスの種類

大人一人で使うタイプ、大人2人で使うタイプ、12歳以上26歳未満のユースタイプがあります。
2人で使うタイプは同一行程で使用する場合、それぞれで使用する場合で金額が異なります。

ジャーマンレイルパスの買い方

僕はセブンツーリストという旅行代理店で購入しました。
→ジャーマンレイルパスの購入は送料手数料無料、スピード発送のセブンツーリストへ！
3月16日に申し込んで、17日に受け取り、19日にドイツへ向けて出発するという慌ただしさでした。
レイルヨーロッパジャパンでも取り扱っています。
→ジャーマンレイルパス予約 – 鉄道乗り放題ドイツレイルヨーロッパ【公式】
金額は253ユーロです。
日本円では時期によって異なりまして、僕が買った時はセブンツーリストが最安で、2人同一行程のツインパスが36100円でした。

ジャーマンレイルパスはこれだ！

これがジャーマンレイルパスです。

2人同一行程のパスになります。
2枚目には使用する人の名前などが書かれています。

1枚目、2枚目と空欄がありますが、そこは自分で記入してはいけません。
後ほど詳細に書きます。
3枚目は注意書きです。

この3枚が冊子にまとめられていて、その表紙がこちら。

ジャーマンレイルパスの使い方

まず最初にDBの窓口で手続をします。
僕はデュッセルドルフ空港駅で手続きをしました。
ReiseZentrum（Travel Center)という場所へ向かいましょう。

この案内に従って行くと窓口があります。

ここでジャーマンレイルパスとパスポートを提示して、窓口の人が開始日、最終日、パスポート番号を記入します。
先ほど書いたように、これは絶対に自分で書いてしまってはいけません。
自分で書いた場合は無効になります。
1枚目の署名の欄のみが自分で記入してもいいところです。
こちらが完成形です。

デュッセルドルフ空港駅のRisezentrumで手続きをしたという判子もちゃんと押されていますね。

ちなみに、RiseZentrumはドイツの主要駅にはだいたいあります。
こちらはヴィースバーデン中央駅の窓口です。

これにて無事手続きが完了して、5日間ドイツ鉄道が乗り放題になりました。
早速鉄道を利用したドイツでの旅を開始しようと思います。

ドイツの鉄道の乗り方

日本のような改札口はありません。
ジャーマンレイルパスを持っている場合は駅に入ってそのまま乗車します。
持っていない場合はこちらの自動券売機で切符を購入します。

Fahrkartenと書かれているものですね。
列車内で車掌さんから切符の呈示を求められたらきちんと見せましょう。
ジャーマンレイルパスの場合はパスポートも求められることもあるようです（僕は求められませんでした）。
車掌さんの巡回はない時もありますが、だからと言って切符を購入せずに乗ってはいけません。
見つかったら大変なことになるそうですよ。
切符は目的地まできちんと購入しておきましょう。

以上、今回はジャーマンレイルパスについてのお話でした。

ジャーマンレイルパスの購入はこちらからどうぞ。

※ジャーマンレイルパスは2人用のものを購入していますが、ANAから提供していただいた航空券は1人分のみです。もう1人分の航空券は自腹で購入しています。

本記事は、ANAさんと旅マガジン「トラベラーズ」の企画にて、ANAさんより航空機のチケットを提供いただき執筆しております。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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