キリシタンであったが故に神津島に流されたおたあ（ジュリア）の墓がある流人墓地へ『 #tokyo島旅山旅で神津島に行こう！』その6

この旅は東京都の観光PR事業「tokyo reporter 島旅&山旅」で神津島に招待していただいたものです。
詳細はこちらからどうぞ。
→tokyo reporter 島旅 & 山旅

今回の神津島への旅レポートはおたあ（ジュリア）の墓がある流人墓地についてです。

かつて、江戸時代の神津島は島流しにあった者が流されてくる島でもあったそうです。
そんな流人が埋葬されているのがこの流人墓地です。

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集落の路地を抜けた先にあるので、結構見つけにくい場所にあります。
墓地の中に入ると小さな墓碑が並んでいます。

花がたくさん供えられていますね。
今でも村の人々は彼らの存在を忘れないのでしょうね。
この墓地の奥に二重の塔があります。

この塔はおたあを祀るために造られたそうです。
豊臣秀吉の朝鮮の役の際に朝鮮で孤児となった子供をキリシタン大名の小西行長が連れて帰ってきたのがあたあです。
その洗礼名がジュリアです。
このおたあは徳川家康の大奥に仕えたそうですが、キリシタンということで神津島に島流しとなり、その生涯をこの島で終えたとのことです。
この小さな祠を見てください。

この中にいるのがきっとおたあなんでしょうね。

哀しげな表情をしています。
でも花や帽子があることから、やはり島の人に今でも大切にされているのがわかりますね。
神津島の歴史を知ることができるこの場所は、ぜひ訪れておきたいところだと感じました。

次回は神津島の集落内を散策した際の写真を紹介します。
神津島路地裏散歩のスタートです。
続く。

ジュリアの墓・流人墓地の場所はここらへんです。

神津島の場所はこちらの地図をご覧ください。

写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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