信越本線横川駅からはじまる廃線跡の遊歩道、アプトの道の終着点であるめがね橋を堪能したあと、坂道を下って帰ることになります。
国道もそばにはあるのですが、歩道がきちんと整備されているわけではないのでとても危険です。
従って、行きも帰りも同じアプトの道を通るということになります。
どんどん下っていくと碓氷湖の手前にあるカフェmini-miniでひと休憩しました。
チーズケーキとアイスコーヒー。
疲れたからだに甘いものはよく効きます。
お店の人の話によると、めがね橋を写真撮影するには朝の9時頃がベストだそうです。
そこからはずっと日陰になってしまうということで、確かに僕が行った14時過ぎはすっかり日の光が当たらなくなっていましたね。
紅葉に関しても横川ではこれ以上きれいになるということは期待できず、美しい紅葉を見たいならば軽井沢まで足を延ばすのがよいとアドバイスを受けました。
軽井沢の方が標高が高いし、一日のうちでの寒暖の差もあるらしく、きれいな紅葉になるそうですよ。
mini-miniで一服した後は天然温泉、峠の湯で温泉に入ることにしました。
しかし!
なんと毎月第2・第4火曜日が休日らしく、この日は定休日。
確かに10月28日は第4火曜日だったけど、群馬県民の日だから特別に休日をずらしてもいいのになあ・・・
温泉で汗を流せると思っていたのにうなだれながら横川の駅に戻ることにしました。
その帰り道は遊歩道からちょっとはずれて横川の町並みを見てきました。
しかし、かつて峠の町として栄えた面影はすっかりなくなって、空家がかなり目立ちました。
そしてこの自動販売機。
入っている缶を見てみると。
いやあ、懐かしい缶がずらりと並んでいます。
昔はこのような250mlの缶ばかりでしたよね。
帰りの電車はSLではなくこちら。
夜の横川駅もかなり雰囲気があっていい感じです。
もっと遅い時間までこの駅を味わってみたかったけど、そうもいかないので東京への帰路につくことにしまいした。
高崎から上野への列車はオールロングシートで、疲れた身体にロングシートというのはちょっと嫌だったので、贅沢にもグリーン車へ。
ほぼ貸しきり状態で快適に上野へと帰ってきました。
この横川への日帰り旅行は満足のいくものだったのですが、惜しむらくは峠の湯で温泉に入れなかったこと。
次行く時は定休日に注意して散策の最後の温泉を楽しみにしたいと思っています。
横川日帰り旅行まとめ
・SL群馬県民の日号からの車窓風景 群馬日帰り旅行 その1
・12系客車についての詳細 群馬日帰り旅行 その2
・D51とDD51 群馬日帰り旅行 その3
・アプトの道を通って旧丸山変電所へ 群馬日帰り旅行 その4
・紅葉が始まりつつある碓氷湖へ 群馬日帰り旅行 その5
・圧倒的存在感の廃墟、碓氷第3橋梁(めがね橋) 群馬日帰り旅行 その6
・アプトの道散策の最後は「峠の湯」で温泉につかるのがベストだよね! 群馬日帰り旅行 その7←今ここ
写真はNikon D40xで撮影したものです。