10月12日。
池上本門寺のお会式に行ってきました。
前回は万灯行列が始まる前の池上の町を紹介しました。
今回は池上本門寺周辺での万灯行列前の風景を紹介します。
この日は東急池上線の池上駅からの道のりはずっと人で埋め尽くされていました。
屋台が立ち並ぶ参道も大賑わいでしたよ。
それでは本門寺境内に入りましょう。
まずはこの総門をくぐります。
門の前には大きな「御会式」の立て札も出ていました。
この門をくぐった先にあるのが此経難持坂という階段です。
「しきょうなしざか」と読みます。
96段の急な階段なので、お年寄りの人は結構つらそうでした。
階段の途中で振り返ってみると、眼下に参道の屋台の並びもよく見えます。
階段を登り切ると、境内にはまた屋台がたくさん並んでいました。
焼きそばをやく匂いと煙に食欲をそそられますが、ここは我慢して先に進みます。
この先には水かけ地蔵もいます。
さらに進むとひときわ大きな建物が見えてきます。
大堂です。
祖師堂とも言うそうです。
本殿はこのさらに裏手にあります。
この大堂の脇に屋台が並ぶ小道があったので、ここも歩いてみることにします。
この先にあるのが五重塔です。
この五重塔の下にはなんと、井戸ポンプがありました。
夕暮れ時のブルーモーメントを背景にシルエットにしてみました。
このタイプのポンプはシルエットでもかっこいいです。
再び大堂前に戻ります。
その前に大きな木柱が立っていました。
「七百三十四遠忌」という文字が見えますね。
今年は日蓮聖人が亡くなってから734年目ということですね。
それ以降ずっと信仰が続いているという歴史はすごいものがあります。
大堂前からまた階段に行きましょう。
日が暮れてきて、屋台などの明かりがきれいに見えるようになってきました。
階段を下りて、総門をくぐり、参道に出てみます。
見てください、この人、人、人。
向こうに見える此経難持坂も人で埋まっています。
そして日没後の空がいい感じに青くなってきました。
ブルーモーメントの撮影チャンスなわけで、いつものスマホ撮りで青さを表現してみます。
さあ、もうすぐ万灯練行列の始まりです。
行列撮影のために沿道で待機することにします。
次回は万灯練行列の様子をたっぷりと紹介しますよ。
続く。
池上本門寺のお会式についての詳細はこちらからどうぞ。
→池上本門寺のお会式
平成27年度 池上本門寺のお会式
・万灯練行列が始まる前、屋台が立ち並ぶ池上の町を歩いてみる 『平成27年度 池上本門寺のお会式』 その1
・夕暮れ時のブルーモーメントの空が広がる池上本門寺周辺の景色 『平成27年度 池上本門寺のお会式』 その2←今ここ
・夕闇の中、池上本門寺のお会式で万灯練行列が開始される 『平成27年度 池上本門寺のお会式』 その3
・池上本門寺の総門前と此経難持坂での万灯練行列 『平成27年度 池上本門寺のお会式』 その4
・池上本門寺の巨大な仁王門をくぐり万灯練行列のゴール地点である大堂(祖師堂)へ 『平成27年度 池上本門寺のお会式』 その5
・東急池上線池上駅前が広々していて万灯練行列を見物するにはなかなか快適だった 『平成27年度 池上本門寺のお会式』 その6(最終回)