北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王の第2話「王は王を知る!」を見ました。
今回のストーリーはラオウと黒王号との出会いについてです。
黒王号は言わずと知れたラオウの愛馬で、原作ではラオウ以上の大きさがあった巨大な馬です。
その黒王号は最初からラオウといたわけでなく、その出会いはお互いの中に戦いにあったということを今回の話で知りました。
それにしてもラオウは人(馬)を見る目がものすごくあるようで、黒王号を見た瞬間からそれが王たる器を持つことを見抜き、そしてその甘さも指摘していたのです。
ラオウの王としての哲学はだいだい以下のようなもの。
王は死んではならない。例え部下が何人死のうが王が死んではならない。王が死ねば国も滅びるからだ。従って部下に情をかけて自らを窮地に追いやることなど笑止。
思いっきり要約するとこんな感じだと思う。
国王号は子馬をかばって虎との対決で不利な状況になっていたのをラオウが一喝し、死にかけていた子馬の秘孔を突いて死なせたのはそこから来ていたこと。
そうすれば国王号は何の気兼ねもなく虎と戦うことができるから。
子馬が邪魔ならばその豪拳で一蹴してしまえばいいものを、痛みを感じさせないように秘孔を突いてあげたのは、ラオウの情から来ていたことですよね。
そういうところがあるからこそ覇道を突き進むラオウでも人間的な魅力があるのだろうな。
それにしても、国王号がラオウに対してした前蹴りをして、ラオウが50mくらいぶっ飛んだのにはびっくりしました。
第2話の主な登場人物と担当声優
ラオウ(宇梶剛士)
ソウガ(松風雅也)
レイナ(中原麻衣)
サクヤ(木村亜希子)
公式ホームページはこちらから。
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