僕が昭和探索を開始するきっかけとなった月島の長屋の一部が取り壊しになっていました。
しかしまだまだ残っている部分もあり、昭和の面影はいまだ健在です。
今回はそんな月島の路地裏をレポートしたいと思います。
まずは月島に来たら必ず撮影するアングルからです。
左右両側に長屋があり、木造の物干し台がずらっと並んでいるその向こうに近代的なマンションがあるこの風景が、昭和と平成が交錯する月島を象徴していると個人的に思っています。
長屋と長屋の間の道は人がすれ違うのがやっとの狭さです。
木製のはしごが無造作に置かれていたり、
昔はどこでも見かけた牛乳入れがあったり、
包丁とぎの値段が微妙に値上がりしていたり、
やっぱり猫がいたり、
どこをどう見ても昭和の情景が広がっていました。
やっぱり月島のこの一角は昭和を味わうには最高の場所だと思います。
次回はいよいよ江東区の清澄庭園に向かいます。
秋の東京散歩まとめ
・上野動物園のカピバラさんとプレーリードック 秋の東京散歩 その1
・上野公園内の清水観音堂と黒門跡 秋の東京散歩 その2
・山手線命名100周年記念明治のチョコレート電車と新橋駅の牛乳スタンド 秋の東京散歩 その3
・浜離宮恩賜庭園で青空の下お茶をいただく 秋の東京散歩 その4
・あの月島の長屋の一部が取り壊されていた 秋の東京散歩 その5
・月島の路地裏で感じる昭和の残照 秋の東京散歩 その6←今ここ
・清澄庭園の紅葉を楽しむ 秋の東京散歩 その7
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。