山口真美 「正面を向いた鳥の絵が描けますか?」

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山口真美さんの「正面を向いた鳥の絵が描けますか?」を読みました。

この本は認知心理学の観点から「モノを見るとはどういうことか?」を考察しています。

絵を描くということは人間の目で3次元に見えているものを2次元上に表現することです。

なぜそのようなことができるのでしょうか?

それを目の仕組み、脳の構造などで、できるだけ専門用語を使わないようにして解説しています。

また人は顔に反応する生き物です。

以前NASAが撮影した火星の人型岩についてのエントリーにも書きましたが、顔でないものでもそれが顔に近い配置であれば、それを人は人の顔であると認識してしまうのです。

そのような認識は大人だけではなく赤ちゃんでもあることも書かれていました。

その他にも目の錯覚、脳機能に障害がある時の見え方などについて記述されており、「見る」ということは普段意識している以上に高度な行為であることが改めて考えさせられます。

認知心理学を学習しはじめる学生さんや、アートやデザイン関係の方にも参考になると思います。

ただし、タイトルである「正面を向いた鳥の絵が描けますか?」には直接的に触れられていないのが非常に残念。

正面を向いた鳥の絵が描けますか? (講談社+α新書) 正面を向いた鳥の絵が描けますか? (講談社+α新書)
山口 真美


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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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