ふ菓子を買って、昭和の時代に育った自分の子供の頃などを思い出す

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今日近所のJRの駅の改札内で下町駄菓子特集のようなお店が出ていました。
昔ながらの駄菓子がいっぱいでついつい懐かしい気持ちになったものです。

買ってきたのはこれ。

ふ菓子を一袋まるごと。
いわゆる大人買いというやつでしょうか。
17本入っていて400円です。
ということは1本約24円。
あれ?
昔は1本10円で買えたと思うんだけどなあ。
ま、仕方ないか。

ふ菓子を食べながらふと思い出しました。
とくとみが子供の頃は近所に駄菓子屋さんが4つほどあり、どこに買いに行くか毎日すごく楽しみでした。
でも時代の流れと共に、ひとつ減り、またひとつ減りと続き、ついに全てなくなってしまいました。
それ以来駄菓子を買いに行くということはなくなってしまいました。

最近は日暮里の駄菓子問屋もなくなり、かなり駄菓子とは縁遠い生活になっていた気がします。
でもこの駅中の駄菓子特集で、あの頃のことをたくさん思い出しました。

幼稚園生の頃はお小遣いが1日50円。
毎日50円玉を握り締めて近所の駄菓子屋さんに行き、必ず買っていたのが20円のシールを2組。
シールは色々なシリーズがありましたが、中でもお気に入りだったのが鉄道シリーズと「あしたのジョー」シリーズです。
「銀河鉄道999」シリーズも集めていたかな。
当りが出るとアルバムがもらえたのですよ。
そんなシールを買って、残った10円で駄菓子を買いました。
よく買っていたのはふ菓子です。
あのやや赤みがかった色とほんのりした甘さが好きだったのですよ。

あの頃のふ菓子を買った場所は今はもうないけど、今回買ったふ菓子の味は子供の頃に食べたふ菓子そのままでした。
今も変わらず残っているふ菓子になんだか少しせつない気持ちになり、自分はあの頃と何が変わったのだろうなんて考えてしまいました。
体も大きくなり、少しばかり知識も増えて知恵もついたかもしれません。
でも決定的に失ってしまったものもあるはずです。
大人になったらあれをしたい、これをしたいという夢や希望。
今の自分はそれとはちょっと違う人生を歩んでいるかもしれないけど、本質的に「好きなことをやりたい」ということは変わっていない気がします。
まだ小さな子供の自分と直接会って、近況報告などをしあいたいなんて思ってしまいました。

たった400円のふ菓子だったけど色々なことに想いを馳せることができて、なんだか不思議な感覚を覚えた一日でした。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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