以前、2036年に小惑星が地球に衝突する可能性があるというニュースがありました。
→2036年、小惑星が地球に衝突?!(livedoorニュース
この小惑星はアポフィスと名付けられ、その軌道と回避策が研究されています。
先日NASAとアメリカ航空宇宙学会共同で、この小惑星の衝突回避に関するコンペが行われました。
そこでイスラエルの大学生グループによるによる発案が評価されたようです。
→Students to save the Earth(the engineer online)
どのようなアイデアだったのか簡単にまとめてみたいと思います。
2020年 小惑星アポフィスに向けて宇宙船を発射、惑星到着後データ収集し地球に送信
2025年 宇宙船の引力を利用して小惑星の軌道を変更
2029年 2036年の予測軌道より前に地球を通り過ぎさせる
その他のグループからの発案では核兵器の使用というものもあったようですが、それらよりも安全で、安価で、単純な手法としてこの案が注目されたようです。
文章だけではイメージがつきにくいので、シミュレーション映像もあるとわかりやすいと思ったのですが、それはいずれNASAが作ってくれるのかもしれません。
小惑星の地球衝突という人類の危機に対して、その解決策を示したのが大学生のグループだったのいうのが驚きです。
先入観なしに柔軟な発想で取り組めたのがよかったのかもしれません。
小惑星衝突はよく聞く話ですが、実際に現実味を帯びたことはこれまでありませんでした。
このアポフィスも衝突ということにならないのが一番ですが、もしそうなる可能性が大きくなったときには、このイスラエルの大学生の力を借りることになるかもしれませんね。
原文はこちらから。
→Students to save the Earth(the engineer online)
衝突!彗星と小惑星 ナショナル・ジオグラフィック by G-Tools |
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール