香川県宇多津の先にある竹浦漁港周辺はかつて瀬居島という島だった岡山たびきっぷで行く瀬戸内の旅その30

8月23日。
香川県の宇多津にやって来ました。
この日は友人3人と合流しての4人旅になっています。
夕食前に瀬戸大橋を見に行こうということになりました。

より大きな地図で宇多津夕方を表示

瀬戸大橋の真下にある瀬戸大橋記念公園に行くのが常套手段なのでしょうが、僕はあえて橋の東側にある竹浦漁港に行ってみることを提案しました。
ちょっと離れてところから橋を見てみたと思ったのです。
巨大な工場がある一体を抜けると小さな漁港に出ました。
漁港脇の駐車場ではお祭りの準備がされていました。

いいタイミングでこの町にやって来たようです。

路地ではネコがお出迎えしてくれました。

まだお祭が始まる様子はなかったので、当初の目的の瀬戸大橋が見えるポイントを探して高台に上ってみました。

町を一望できる高台だったので、町の小ささが手に取るようにわかりました。
さらに高台を上って行くとようやく西側が開けたところに出ることができました。

瀬戸大橋！
ちょっと遠目からだったので橋の巨大さは実感できずにミニチュア模型っぽく見えちゃいました。
暗くなってきたので急いで高台から下りると、小さな神社がライトアップされています。

港にはたくさんの車が停まっていて、お祭りのためにこの町にやって来た人もいるようです。

町の人々が集会場のようなところに集まってきました。

ここでみんなでお経のようなものを唱え始めました。

この時空は深い青色に染まっていて、町のお祭りの雰囲気も濃くなってきます。

この集会場にいたのは大人（おばあさん）ばかりで子供たちは盆踊り会場で遊んで待っていました。

お経がなかなか終わらないようで随分待ちくたびれていたようです。

僕達も踊りが始まるのを待っていたのですが、夕食の予約をしていた時間が迫っていたので泣く泣く竹浦漁港から撤退。
宇多津の町に車で戻りました。

宇多津での夕食はやぶれかぶれで。
たっぷりと海の幸を頂いてきました。

この食事中に地図を見ていて気がついたのですが、先ほど訪れた竹浦漁港の周囲の地形が何となくおかしいのですよ。

より大きな地図で宇多津夕方を表示

漁港の周りは入り組んでいるのに、半島の南側半分の海岸線が真っ直ぐなのです。
真っ直ぐなところは巨大工場地帯だったので、もしかしたらそこは埋立地なのかも。
で、埋め立てられたことによって竹浦漁港は四国と地続きになったのではないかなと考えました。

調べてみると現在の竹浦漁港がある地域はかつては瀬居島という島だったようです。
→瀬居島 – 坂出市
「瀬居島」で検索すると色々な情報が出てきますので興味がある方はご覧になってみてください。
→瀬居島 – Google 検索

本当に偶然のことだったのですが、かつて島だったところに知らず知らずのうちに足を踏み入れて、たまたまお祭りの様子を少し見ることもできるという幸運にあずかりました。
適当に行き先を決めたのですけど、このような発見があるのも旅の面白さのひとつですね。

次回からは旅の4日目のレポートになります。

写真はNikon D7000+Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G AFSDX35 1.8G及びTAMRON 高倍率ズームレンズ 18-270mm F3.5-6.3 DiII VC PZD ニコン用 APS-C専用 B008Nで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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