工機ホールディングス「HiKOKI Green Day」~新ブランド方針発表会~に出席して、新しいブランドであるHiKOKIについての詳しいお話を聞いてきました。さらにタッチ&トライセッションにて、実機を触ることができましたのでレポートします。
HiKOKIとは
まずは代表取締役社長執行役員の前原修身さんによるお話が最初にありました。「HiKOKIがつむぐ未来」がテーマのものです。
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工機ホールディングス株式会社は日立グループの日立工機株式会社として1948年にその歴史がスタートしました。電動工具はその当時から開発、販売が行われていました。
2017年3月にはコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が投資して、日立グループから離脱し、2018年6月に工機ホールディングスに社名が変更されました。2018年10月1日には新ブランド「HiKOKI」が発表されました。パワーツール(電動・エア工具)領域で進化する極上のユーザー体験を創造しますという思いもこめて、HiKOKIのキャッチコピーも合わせて発表されました。
英語では「UNLEASH the NEXT」、日本語では「解き放つ、その先へ」です。電動工具もコードレスの時代となり、ユーザーにとってさらに便利な未来を提供してくれるそうです。
新製品「コードレス革命」
次にコードレスの何がすごいのかについて説明がありました。今回HiKOKIの新製品で使用される電池、マルチボルトは36Vが採用されています。従来製品は18Vですので容量は倍になっています。しかし、大きさはほぼ同等のままです。さらに、充電してコードレスで使用しても、コードを繋げた状態でも、どちらでもパワーがあって思い通りの仕事ができるようになっています。ACでもDCでもハイブリッドな動力環境を形成することができました。
ところで、ユーザーが求めているものは、パワー、耐久性、精度、携帯性の4点です。HiKOKIのマルチボルト新製品の全てがこれらを備えているのだそうですよ。例えば次のような新製品があります。
125/147mmコードレス丸のこシリーズ。
125mmコードレスチップソーカッタ。
コードレスクリーナ。
190mm コードレス卓上スライド丸のこ。
180mm コードレスディスクグラインダ。
コードレス仕上釘打機。
AC/DCアダプタ。
こちらはすべての製品で使用可能となります。コードは引き出し部が可動式なので収納性と携帯性も備えています。
今後はマルチボルトシリーズをさらに拡充していき、世界中での事業拡大を目指すそうです。
全国で3600回の展示会も行われるキャンペーンについて
このようなマルチボルトシリーズをユーザーの皆様に体験してもらうために、2019年3月末までに全国で3600回の展示会を開催するそうです。
実際にマルチボルトを採用した製品を体験してもらって、どれだけ優れた性能なのかを直接確認することができます。2018年秋のキャンペーンとしては、10-11月の展示会でHiKOKI製品を購入すると、クオカードがもれなくその場でプレゼントされます。
また、大塚製薬とのコラボレーション企画で、コードレス冷温庫を購入するとポカリ1箱がプレゼントされます。
このコードレス冷温庫は冷たい温度だと5度、温かいと55度まで設定できます。冷たいポカリを飲めたり、温かい缶コーヒーも飲むこともできるわけですね。
この全国3600回の展示会は全国の元気な営業担当者の方とマルチボルトキャラバン隊が出動するそうです。
タッチ&トライでHiKOKI製品の実力に驚かされた
次にタッチ&トライセッションでHiKOKIの新製品を実際に体験してきましたのでレポートします。今回は5つの製品を触らせていただきました。
まずはコードレス丸のこシリーズです。
見てください、このでっかい刃。125mmと147mmのものがあります。それでは実際に試してみます。
これ、サクッといっちゃいますよ。想像以上に簡単に木材の切断ができちゃいました。新製品は36Vのマルチボルトで、旧製品が18Vです。旧製品も比較のために使わせてもらいましたが、そのパワーの圧倒的違いに驚きました。初めて操作したのに素早く正確に仕事ができちゃうのですよ。
次は卓上スライド丸のこです。
これを使って簡単に斜め切断ができました。
次はドライバドリルです。
これは木材に穴をあけるものです。
次の画像はハンマードリルで石材に穴を開けたものです。
真っ直ぐドリルを落とさないといけないのがちょっと難しかったです。石に穴を開けるほどのパワーがあるので振動が心配になりますよね。しかし、この左手にある蛇腹部分が振動と衝撃を吸収してくれて、ハンドル部分にはほとんど揺れはきません。
自分が石に穴を開けていることを忘れてしまいそうになるくらいです。
次は仕上釘打ち機です。
バチンバチンと釘を打っていく機械です。まるでホチキスのような釘を使っています。
金槌で釘打ちをする際に大変な思いをしたことがある方はきっと多いと思いますが、この釘打ち機を使うと今までの苦労が何だったのかと思ってしまいますよ。正確に素早くバシバシ釘打ちができました。
最後はドライバードリルセーバソーです。
電動ノコギリですね。僕はノコギリが大の苦手です。まっすぐ切れた試しがないのですよね。でもこのセーバソーを使ってみたら、いとも簡単に真っ直ぐ切れちゃいました。しかもあっという間に。
今回は以上の5製品についてタッチ&トライしてみたわけですが、これらが自宅にあったらDIYが滅茶苦茶捗りそうです。むしろ、DIYしたくなって色々ものづくりをしたり、補修作業などを積極的にするようになりそうです。
工機ホールディングスは実はすごい遊び心がある会社
これまで紹介してきたように、工機ホールディングスはすごく真面目な会社のように見えるかと思います。でも、実はものすごく遊び心もあるのですよ。今回のイベントのオープニングは何とDJプレイでした。
さらにこの動画も御覧ください。
タイトルは「コードいる?」で、コードレスがどれだけ重要な意味をもっているのかを描いた作品です。すごく面白いですよね。しかし、製品自体はいたって真面目なので、そのギャップもユーザーにとっては親しみが湧くポイントになるかもしれませんよ。
コーキちゃんも誕生!
会場の片隅にひっそりと何の説明もなくこのキャラクターが展示されていました。
コーキちゃんという名前です。これから全国3600回の展示会で一緒に旅をするそうですよ。
まとめ
今回工機ホールディングス「HiKOKI Green Day」~新ブランド方針発表会~に出席して、コードレス工具の利便性と36Vのマルチボルトを採用したHiKOKIブランド製品の圧倒的パワーを目の当たりにしました。プロが使用するだけでなく、一般の家庭でもこれらの機器があれば簡単にDIYにチャレンジできそうだと感じました。これから全国での展示会も開始されますので、まずはお近くの展示会に足を運んでみて、ぜひご自分で体験していただきたいです。LINEを通じて様々な情報を発信するそうですよ。@hikokiで検索してみてください。
参考リンク
・工機ホールディングス株式会社
・HiKOKI
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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