鉄道を利用した旅が好きなとくとみ(@tokutomi)です。主に青春18きっぷを使ってののんびり旅が多いですが、快適な特急列車や観光列車ももちろん好きです。最近はちょこちょこと海外に行くことも増えてきて、日本以外の国の鉄道にも興味が湧いてきています。2016年の12月にはチェコに招待していただきました。しかし、基本的にバスでの移動だったので、チェコでの鉄道体験は地下鉄に1回、路面電車に2回の乗車のみでした。バスやホテルからチェコの鉄道がたまに見えたときに大興奮していました。そんなこともあってチェコの鉄道への憧れはものすごく強いわけですが、先日そんな思いを癒やしてくれる本に出会いました。それが「ヨーロッパ鉄道旅行2018 鉄道で旅するチェコ共和国」です。
ヨーロッパ鉄道旅行2018 鉄道で旅するチェコ共和国
表紙からしてチェコへの旅情を掻き立てられます。
内容はチェコだけでなくイタリアの鉄道やヨーロッパの夜行列車も特集されていますが、ページ数の半分以上がチェコの鉄道についてとなっています。日本の鉄道とは異なり、現在でも客車列車での運行が多いようです。優等列車にはファーストクラスの座席もあって、ドリンクや軽食の提供のあるようです。そんな列車網がチェコ国内に張り巡らされており、観光でも鉄道だけを利用してあちこち周ることができるようです。むしろ列車を使ったほうがのんびり車窓を眺めたり、車内で現地の人々と出会ったりするチャンスがありそうですよね。僕もチェコで鉄道旅をしてみたい気持ちがさらに高まってきました。もちろん列車の特徴だけを紹介しているわけでなく、鉄道を使って色々な街を巡ることができるよということも書かれていて、街の紹介もされています。
次に本誌に掲載されていて、僕も訪れた街を簡単に紹介します。
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プラハ
プラハはチェコの首都です。チェコへの観光だったら訪れないわけにはいかない街ですよね。プラハ城、カレル橋、街歩きなどなど観光ポイントは数え切れないくらいあります。個人的にはプラハ城がある高台から見下ろすチェコの街並みが最高にきれいで可愛らしくて大好きです。
プルゼニュ
プルゼニュはチェコ西部の街です。小さな街ですが、実はビールで有名ですね。ピルスナー・ウルケルの工場があって、一般の見学も可能です。ビールサーバーからビールを注ぐタッピング講座も受けました。
僕はビールは普段ほとんど飲むことはないのですが、楽しい経験でした。見学後はもちろんビールの試飲もすることができますよ。
リトミシュル
リトミシュルはチェコ東部の街です。まだまだ日本ではほとんど知られていない街なようではありますが、チェコ出身の音楽家であるスメタナの出生地です。小さな町はちょっと散歩するだけでもとても楽しいですよ。
ブルノ
ブルノはチェコ第2の都市です。日本で言うところの東京に対する大阪と例えられるくらい、ブルノの人々はプラハに対してライバル心を持っているようです。
ガイドしてくれた方は本当にブルノ愛が激しくて、プラハよりもブルノが面白いということを力説していました(笑)
オロモウツ
クリスマスシーズンになるとオロモウツにはチェコ最大級のクリスマスマーケットが出るそうです。
ラッキーなことにちょうどクリスマスシーズンにオロモウツを訪れることができました。市庁舎の塔のてっぺんから眺める夕景とクリスマスマーケットは最高でしたよ。
ミクロフ
最後はミクロフです。ここはチェコの旅で最後に訪れた街です。今まで割りと賑やかな街を歩きましたが、ここは静かだけれどもチェコらしさが随所にあふれ出ています。聖なる丘は必見ですよ。
まとめ
チェコは鉄道で巡っても楽しい旅になりそうです。ここで紹介した街も全て鉄道で訪れることができます。ここ以外にもカルシュテイン城、マリアーンスケー・ラーズニェ、カルロヴィ・ヴァリ、チェスケー・ブディェヨヴィツェ、クトナー・ホラなどの街が本誌で紹介されています。チェコに行ったことがある方、チェコに興味がある方、海外の鉄道が好きな方にはお勧めの一冊ですよ。ぜひチェックしてみてください。
ヨーロッパ鉄道旅行2018 (イカロス・ムック 羅針特選ムック) | ||||
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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