チェコと言えば古い町並み、おとぎ話に出てくるような世界というイメージがありましたが、モラヴィア・カルスト地域にあるプンクヴァ洞窟などを探検してみて、全く違う顔を持つ場所が存在しているのだと実感しました。
モラヴィア・カルストとは
中央ヨーロッパ最大のカルスト地形の地域です。
洞窟や渓谷で構成されており、その内部を見学することができるようになっています。
プンクヴァ洞窟
モラヴィア・カルストの見学はプンクヴァ洞窟から始まります。
ここがその入口です。
Sponsored Link
背後にそびえる白い岩肌だけで思わず「おおー」と声が出てきてしまいそうな迫力でした。
今回案内してくれるのはこちらの方です。
それでは山の中、地下に広がる洞窟へと潜入してみましょう。
洞窟に入るとすぐに奇岩の連続が始まります。
もしここで照明が切れて真っ暗になってしまったらいったいどうなるのだろうと不安になってしまうくらいです。
でもそんなことは起こりませんでご安心ください。
見学通路はきちんと整備されているので歩きやすくなっています。
あれはカエル?フクロウ?
この洞窟はかなり高低差があります。
階段の上り降りが結構ありました。
大雨が降ると洞窟内部が洪水になることもあるそうです。
ところどころ、どこまで水が来たのかという看板も出ていました。
こんな恐ろしげな鍾乳石もあります。
マツォハの深淵の川底
プンクヴァ洞窟を抜けた先にあるのがマツォハの深淵の川底です。
今まで暗い空間を歩いてきましたが、いきなり緑に囲まれた明るい場所となります。
完全に断崖絶壁に囲まれた谷底で、恐怖すら感じます。
もしあの上から落ちたら・・・なんてことも考えちゃいますね。
ちなみに、この崖の上にも見学コースがあって、ケーブルカーに乗ってあの上に行くそうですよ。
プンクヴァ川クルーズ
また暗い洞窟に入ったと思ったら、今度はリバークルーズです。
小さな船に乗って洞窟内にあるプンクヴァ川を進んでいきます。
洞窟はそんなに広くはないので、ところどころ頭をかがめないと大怪我をしてしまいそうな場所もありますよ。
この川の途中では1回停船して、洞窟内を歩くポイントもあります。
見てくださいこの石。
先程までの洞窟とはまた違う雰囲気がある場所ですよね。
再び船に乗って川を進みます。
2度目の乗船時間はそんなになく、程なくしてゴールとなります。
モラヴィア・カルスト探検のまとめ
徒歩と船での洞窟探検コースはだいたい1時間くらいでした。
この短い時間で洞窟という非日常的な空間での冒険気分を味わうことができます。
コースのイメージはこんな感じです。
左下の建物がプンクヴァ洞窟のスタート地点で、真ん中上がマツォハの深淵の川底、そこから右下に向けてリバークルーズというわけです。
景色が次から次へと変わるので全く飽きないと思いますよ。
チェコ旅行の際にひと味違う体験をしてみたいなら、このモラヴィア・カルストも選択肢のひとつにしてみてください。
詳細はこちらから。
→Czech Republic – モラヴィア・カルストの洞窟群
→Czech Republic – プンクヴァ洞窟
とくとみぶろぐのチェコに関する記事はこちらにまとめてあります。
→とくとみぶろぐのチェコの旅についての記事まとめページ
この記事はチェコ政府観光局とLinkトラベラーズの企画に参加して作成されたものです。
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール