個人で海外旅行に行ったときに困るのが、一体チップをいくらあげたらいいのかということ。
団体のパック旅行の場合はレストランなどでのチップ代も料金に含まれているので考える必要は全くありません。
でも個人の場合はとても困ってしまいます。
けちな男に見られたらどうしよう・・・
多くあげ過ぎで鴨がネギしょってきたと思われたらどうしよう・・・
そう思う前にこちらのサイトで少し勉強しておくといいかもしれません。
「紳士のようなチップの渡し方」です。
場所、職種別にいくらくらいあげたらいいのか解説していたので簡単にまとめてみます。
レストランのウェイター、ウェイトレス
セルフサービス、ビュッフェタイプのレストランの場合、料金の10-12%。サービスが素晴らしかったら15%あげてもよい。
街のレストランの場合、料金の15%。
4つ星レストランの場合、料金の20-22%で20ドルから100ドルくらい。ワインスチュワードには1本あたり数ドル、コート係りに1ドル程度も忘れずに。タクシーの運転手
料金の15%程度ヘアーサロン
料金の10-15%程度ホテルのスタッフ
メイドには1泊毎に5ドル、ルームサービスのウェイターには料金の15%、ボーイには10-15ドル程度。駐車係り
少なくとも1ドル。荷物を持ってくれたら5ドル。
こうしてみると、職種によってだいぶ金額が異なるのがわかります。
ついつい同じ金額をあげてしまいそうになりますが、それぞれ相場があり、相応しい金額があるのでしょう。
チップ文化のない日本で生活していると、そういう感覚がまったく育まれないので、こういう指針があるととても助かります。
しかし、どうしてもチップを払いたくないという時も出てくる可能性がありますよね。
そういう時にはどうすればいいのでしょう。
状況別に解説してありました。
料理がひどい時
マネージャーを呼び出して苦情を言うこと。料金が割り引かれることもある。ただしウェイターなどに非があるわけではないので、彼らにはチップをあげること。サービスが平均以下の時
ウェイターに平均以下のチップを渡し、なぜその金額なのか丁寧に説明する。ただし食事が終わった後にすべし。あなたがけちな老人である時
「あなたがして欲しいと望むことを他者にしなさい」という諺の意味を知るべし。
一体お店のどこに不満があったのかを考え、その原因を作った人にはそれ相応のチップを、それ以外の人にはきっちりチップを渡すのがエチケットのようです。
一人のサービスが悪いとついお店全体が悪いと考えてしまいますが、いい仕事をした人には正当な評価を与えるべきだというのがチップ文化のある人々の考え方のようです。
これらの考え方は”How To Tip Like A Gentleman“で示されていたもので、絶対的な考え方ではありません。
しかし、チップ文化を考える入り口としてはとても参考になるものだと思いますよ。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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