北海道の余市でアサヒビール株式会社主催のイベント「余市マイウイスキーづくり」に参加しました。
ウイスキー、いや、そもそもお酒にそんなに慣れ親しんでいない僕がウイスキー好きな方が集まるイベントに参加するのは場違いな気がしないでもないですが、それでもしっかりと楽しんできました。
簡単にウイスキーづくりの流れをまとめてみます。
1.乾燥
まずはピートを燃やして麦芽を乾燥させる
2.糖化
麦芽を粉状にしたものを甘い麦汁に変える
3.醗酵
麦汁に酵母を加えて糖をアルコールに変える
4.蒸溜
醗酵液を熱してアルコールを取り出す
5.熟成
ウイスキーを樽に詰めて長期間寝かせる
ざっとこんな流れでしょうか。
あ、何だかわかったような書き方をしていますが、余市蒸溜所のあちこちに置かれているこのパンフレットの中身をざっくりとまとめただけですよ。
話を聞いただけではさっぱりイメージがつきませんでしたが、実際にウイスキーづくりを体験させていただいたことでだいぶ具体的にイメージすることができるようになりました。
では2日間にわたるウイスキーづくり体験イベントの初日のレポートの続きに入ります。
前回は座学での講義までをお話しました。
今回は実際に工場の中での作業に入りますよ。
ぞろぞろと敷地内を移動していきます。
余市蒸溜所の敷地内は自然がいっぱいなので歩いているだけでもとても気持ちがいいものです。
こんないい環境だからこそいいウイスキーができるのでしょうね。
で、向かった先は先程まとめた工程の1番の場所です。
原料である大麦麦芽をピートを燃やすことで乾燥させるという作業です。
建物の入口からは早くも煙が出てきていました。
中に入ってみると煙ガ充満しているのがよくわかります。
この炉の中でピートを燃やしているわけです。
この体験イベントの参加者はブロガーの方々がほとんどだったので、みんなカメラ持参です。
みんなバシャバシャ撮影していましたねえ。
炉の中をのぞいてみたけど、ちょっと火が小さいかな。
でもあれだけの煙が出てきているのですから、きっとものすごい熱量があるのでしょう。
この隣の建物では乾燥させた麦芽をさらに乾燥させます(日本語がおかしいか?)。
とは言うものの、ここは現在は使われていない建物でこの体験プログラムに参加する人のためのデモ用として使っているそうです。
従って、以下の作業は実際に行われているものとは若干異なる可能性があります。
スコップで掘り返してまんべんなく空気に触れるようにしていました。
部屋の中に光が差し込むと麦芽から出る煙がよく見えて、幻想的な光景になっていました。
ここまでが作業工程1の乾燥になります。
次回は2番目の糖化の模様をレポートいたします。
ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験まとめ
・お酒をほとんど飲まない僕がウイスキーづくりを体験してみようと思う ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その1
・ウイスキーづくりの最初の工程である「乾燥」を体験してみた ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その2←今ここ
・「糖化」作業後のお掃除タイムの最中は大撮影大会 ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その3
・醗酵と蒸溜の作業で初日の作業が終了する ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その4
・余市蒸溜所内の美しい風景 ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その5
・豪華な食事とウイスキー飲み放題の懇親会 ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その6
・ウイスキーの樽造りを体験する ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その7
・ウイスキーを樽に詰めてゼロ年物のウイスキーが完成する ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その8
・お神輿のように樽を転がして貯蔵庫へ、そして大団円 ニッカウヰスキー余市蒸溜所でのマイウイスキーづくり体験 その9
写真はNikon D90+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール