Bitdefender Boxユーザー座談会に参加してきました。
普段PCなどのセキュリティについて気にはしているものの、そこで改めてその重要性について勉強してきました。
Bitdefender Boxとは
Bitdefenderはルーマニアのセキュリティソフト会社から発売されているセキュリティ対策ソフトです。
PCやスマートフォンを単体で守るセキュリティ対策ソフトから、家庭内のネットワークに接続されている全ての機器を防御するデバイスがBitdefender Boxです。
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ルーターにこのBOXを接続することで、外部からの攻撃を防ぎ、また内部からの情報漏えいがないようにもしてくれます。
実際僕は半年ほどモニター使用をしているのですが、しっかりと守られている感があってPCなどを使用する時の安心感があります。
→家庭内でネットワークに接続されている全ての機器を防御するBitdefender BOXについて話を聞いてきた これ1台あれば万全のセキュリティ対策になるかも #Bitdefender | とくとみぶろぐ
→家庭内のインターネットに接続する全ての端末を守ってくれるBitdefender BOXを使ってみた感想をまとめてみた #Bitdefender | とくとみぶろぐ
IoTサイバーセキュリティーについて
それでは座談会で勉強してくれた内容を簡単にまとめていきます。
まずはIoTについてです。
IoTはInterenet of Thingsの略で、テレビ、掃除機、洗濯機などインターネットに接続することができるデバイスです。
日本で購入できる消費者向けIoTデバイスは120種類もあるそうで、ざっと見るとこれだけあります。
見た目はコンピューターに見えませんが、実際にはOSも通信機能もついていて、PCと同じだと考えていいでしょう。
これからIoTデバイスはどんどん増えていき、2020年には200億台を越えると考えられているそうです。
ところが、これらのIoTデバイスにはセキュリティ設計がほとんどなく、サイバー攻撃を想定していません。
IoT以前からサイバー攻撃は存在した
IoTデバイスの出現以前にもサイバー攻撃は存在していました。
例えばルーターの脆弱性を狙った中華プロキシ事案と言われるものです。
ネット銀行やSNSの会員情報を狙い、中国国内のIPアドレスから接続してきますが、これをブロックすると日本国内に中継事業者(プロキシ事業者)を置いて、中国からの攻撃とは見せないようにしたのです。
これで日本の一般家庭を踏み台にして、様々なサイバー攻撃をしたそうです。
サイバー攻撃は大企業などだけを狙うものではなく、一般家庭を狙って、知らず知らずのうちに攻撃の片棒を担がされていたなんてこともありました。
IoTサイバー攻撃の例
サイバー攻撃の4分の1が実はIoTを狙ったものだそうです。
例えば、ウェブカメラを狙ったものがあって、IDとパスワードをデフォルトのまま使っていたため、そんなカメラの映像を公開しているサイトがあります。
防犯のために設置されたカメラの映像が全世界に公開されてしまっているのです。
IoTデバイスを乗っ取り、サイバー攻撃の踏み台にしようとするマルウェアがMiraiです。
ウェブカメラに感染して、アメリカの大手ネットサービスがアクセス不能になったDDos攻撃を実際に行ったりしました。
パスワードは簡単なものの方が覚えやすいですが、そんな簡単なパスワードを解析して攻撃をしてきます。
また、デフォルトのまま使うのはさらに危険です
BrickerBotは乗っ取るだけでなく破壊もしてしまうマルウェアです。
家庭内LANの中は安全なのか?
家庭内LANって意外に防御が緩くなります。
ノートPCを外のWi-Fiに接続して感染する可能性、ルーターのゲートが乗っ取られるリスク、自分で攻撃を引っ張ってくるリスク(メールなどのリンクのクリック)などがあり、実際には安全であるとは言い切れません。
PCはついてはセキュリティソフトを導入して守っている人はきっと多いことでしょう。
しかし、約半数がウイルス対策の定義ファイルを最新にしていない人もいるというデータもあるそうで、ソフトを入れているから安心というわけではありません。
さらに、IoTデバイスはこれまで見たようにセキュリティ対策がほとんどなされていません。
IoTデバイスの今後のリスク
現在は外部攻撃への踏み台として使われていますが、今後はフィッシング詐欺、偽サイトへの誘導、データ盗難、ランサムウェア、認証情報の盗難、機器の破壊等の危険性が考えられます。
何に気をつければいい?
では家庭内で使用する機器ではどんな点に気をつければいいのでしょうか。
まずは購入時にチェックするべきポイントは、個人データを預ける企業の信頼性があるので、ID・パスワードが変更できる機器かどうか、ファームウェアのアップデート機能の有無、アップデート頻度等があります。
特にIoT機器は脆弱性がそのままになっていることが多いので、気をつけなくてはいけないでしょう。
次に買った後に気をつける点です。
外部からの攻撃を防ぎ、内部からの情報漏えい等をガードすることができるのが僕も使用させてもらっているBitdefender Boxです。
真ん中下にある小さな箱がBitdefender Boxです。
例えば右側にあるウェブカメラもBoxの下にあれば安心です。
また、怪しげなサイトにアクセスしてしまったときにはこのようにブロックしてくれます。
設置にちょっと手間取るかもしれませんが、個人的にはしっかり守られているという実感があって、安心して家庭内でのインターネット接続ができていると思います。
まとめ
インターネットで世の中が便利になりましたが、その分実はリスクも増えています。
自分自身で対策を施さなければ、いつの間にか踏み台にされて犯罪の片棒を担がされているなんてことも出てきてしまうかもしれません。
ウイルス対策ソフトの導入だけでなく、IoTデバイスをも守るBitdefener Boxはぜひチェックしてほしいと思います。
Bitdefender BOXについての詳細はこちらからどうぞ。
→Bitdefender BOX – 無防備な家庭のネットワーク全体を守る!IoT時代の新しいセキュリティ│BBSS Online │BBソフトサービス株式会社
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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