先日AQUAアイディアソンに参加してきました。「次世代Cloud IoTランドリー」を考え出そうというイベントです。今回始めてアイディアソンと言われるものに参加してみたわけですが、初めて接するタイプのイベントだったのでレポートしてみたいと思います。
アイディアソンとは
まずはアイディアソンとは何かというところからですよね。個人ではなくチームで審査項目に対して最適な企画を考案するものなのだそうです。つまり、あるテーマに沿ったビジネスモデルを作り出し、それを審査員が採点して最も優れたアイデアを表彰するというものです。もしかしたらそれが現実化するなんてこともあるのだそうですよ。
Sponsored Link
AQUAアイディアソンの目的
AQUAは日本とASEAN諸国でビジネス展開をしている家電メーカーで、コインランドリー用洗濯機に関してはシェアが約75%なのだそうです。しかも、約1600店舗、約2100台のAQUA ITランドリー機器が既にネットワーク化されており、スマホやPCで空き状況の確認、選択終了のお知らせ、決済などを簡単に行うことができるようになっているそうです。今回のアイディアソンではこのような既存の「次世代Cloud IoT ランドリーシステム」をさらに発展・応用したものが考案されることを期待しているようです。AQUAについてはこちらの動画がわかりやすいですよ。
で、今回のアイディアソンの課題と目標は以下のものです。
・デジタル時代の今までにないサービスモデルのヒント
・永続的・持続手なユーザー体験を提供し続けるビジネスモデルのヒント
・API開放やクラウドシステム活用など、既成概念を超えたビジネスのヒント
審査基準は以下のものです。
1.クラウドIoTの有効活用がされているか?
2.企画の新規性
3.ビジネスとしての魅力(規模感やユーザーとの永続的な関係構築)
4.実現性はより高いか
チームビルディング
まずはチームビルディングからスタートします。飲み物などをいただきながら、参加者の方々と話をして誰とチームを組みたいのかその場で決定していきます。抽選でチームが作られるわけではありません。初対面の方と話をするのが苦手な僕にとってとてもハードルが高いものではありましたが、何とかあるチームに入ることができました。
アイディアソンのスタート
僕が入ったチームは5人編成です。2人が学生で、3人が社会人でした。学生さんの一人が基本的なアイデアのたたき台を作ってくれていたので、そこに肉付けしていくという形でチームとしての企画が作られていきました。
この企画はコインランドリーに洗濯物を持っていって、洗濯をするのが手間であるというところからスタートしています。で、次のようなまとめになりました。
洗濯物をコインランドリーに運んでもらって洗濯してもらい、さらに洗濯された服を倉庫などに保管してもらい、着たい服は後日配達してもらうというものです。自分で洗濯物を取りに行ったり受け取りに行ったりもOK。これによって、洗濯する手間が省けて、さらに自宅のクローゼットのスペースも別な用途に使用できます。さらに、預けた服でいらないものがでてきたら、オークションなどで他者へ販売することも可能となります。
僕は質問などをするだけで新たなアイデアを考え出すことはできませんでしたが、皆さんの話を聞いているだけで楽しかったですね。
企画プレゼン
約2時間のアイデア出しの終了後は企画プレゼンとなります。
全7チームがそれぞれの観点からのアイデアをプレゼンしていました。
審査発表&講評会
プレゼン終了後に審査結果が発表されて、残念ながら僕達のチームは受賞とならずでした。
まとめ
新たなビジネスモデルを考えるということを今まで全くやったことがなかった僕にとって今回のAQUAアイディアソンはとても新鮮な体験でした。参加者の方はビジネスについての知識が豊富で、さらに新たなアイデアを考え出す発想力もありました。短い時間でどんどん企画が固まっていく様子を見ているのはすごく勉強になりました。こうやって世の中のビジネスが作られていくんだなということを肌で感じることができましたね。また機会があったらぜひ参加してみたいです。今度はもっと積極的に自分のアイデアをお話できるよう頑張りたいですね。
今回のイベントについての詳細はこちらから。
→【AQUA Presents】次世代Cloud IoTランドリー・アイディアソン | Peatix
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール