最近フィルムカメラにも興味津々なとくとみ(@tokutomi)です。
実は実家に眠っていたフィルムカメラが3台見つかりまして、今回はそのうちの1台であるOLYMPUS TRIP 35で撮影した写真を紹介しようと思います。
OLYMPUS TRIP 35は昭和43年(1968年)に発売されたカメラです。
レンズ一体型のコンパクトカメラで、レンズは40mmのF2.8です。
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レンズの周りにあるキラキラしている部分がセレン光電池式露出計だそうです。
ここで自動露出を計算してくれます。
暗い場所だとシャッターがロックされるそうなのですが、試し撮りをしてみて真っ暗で写っていないコマでもロックされなかったということは、もしかしたらこの露出計はちょっとおかしくなっているかもしれません。
まあ、明るい場所ではだいだい生きていたので、暗所じゃなければ問題ないでしょう。
それでは撮影した写真の紹介に入りましょう。
モノクロフィルムを使用しています。
今回撮影した街は根津、谷中と上野です。
まずは根津から行きましょう。
路地裏の何でも屋であるあんぱちや。
看板部分に光と影ができていますが、影の部分の「ぱ」の文字もちゃんと読めちゃうものなのですね。
今度は路地裏の居酒屋さん。
ここまで明暗差があると、暗所はほとんど出ませんね。
路面のテクスチャ。
逆光状態でもディテールが出ていました。
画面内に太陽が入っているわけではないけど、かなり逆光の無理な状態での一枚です。
根津神社に入ります。
フレーミングミス。
鳥居の上部が欠けちゃいました。
境内に入って、水面に太陽光が反射するというシーンを撮ってみました。
逆光耐性は強くなさそうなので、どこまで逆光に耐えられるのかはテストを繰り返さないとですね。
手水舎。
これはかなりしっとりとした仕上がりで、僕好みの一枚です。
今度は太陽をフレーム内にいれてみます。
鳥居からちょっと光が差し込むようにしてみました。
もうちょっと光を入れても大丈夫そうですね。
この光と影の入り方も好きです。
もうちょっとだけ明るいとよかったかも。
谷中に入ります。
まずはヒマラヤスギから。
中央付近の長屋の出方が結構好き。
今度は路地裏風景です。
結構厳しい結果です。
再び根津に入ります。
ほんわかした光が入ってくれたらいいなと撮ってみたら、結構狙い通りになりました。
次は上野に入って、不忍池の景色を見てみます。
水面にキラキラ光る光が予想外の効果をもたらしてくれました。
遠くの東京スカイツリーもくっきり写っています。
そして飛び交うカモメたち。
水平がちゃんととれていたらよかったのですが、とっさに切ったシャッターだったのでそこまで調整する余裕はありませんでした。
まだまだ修行が足りません。
上野公園内の五条天神へ。
夕方になってだいぶ暗くなってきました。
ここらへんはアンダーですね。
蝋燭の光はむしろいい感じに出てくれました。
という感じで、初めてOLYMPUS TRIP 35で撮影してみましたが、結構イメージに近いものが撮れたような気がしています。
暗所でのシャッターロックが生きていてくれたらさらによかったのですけれどもね。
これからもうちょっと使い込んで、カメラの特徴を把握できればと思っています。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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