作品例が豊富でとてもわかりやすい入門書 斎藤友覧「風景の写し方入門」

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最近ちゃんと写真の勉強をしようと本を読み始めました。

この前は田中希美男さんの「カラー版 基本がわかる!写真がうまくなる !「デジタル一眼」上達講座 」を読んで、今回は斎藤友覧さんの「風景写真の写し方入門 (日本カメラMOOK)」を読みました。

本書では最初に写真を撮る際の基本として4項目が挙げられています。

1.風景写真はシャープなピントから
2.画面を構成する
3.光の見極めが大切
4.露出が明暗を分ける

ピントについては被写界深度について解説されており、画面全体にピントを合わせるのか、それともある部分にだけピントを合わせるのか、パターンに分けて解説されています。

今までピントも勘で合わせていたので被写界深度が浅い深いの用語の区別も付いていなかったのですが、ここでしっかりと復習することができました。

2の画面構成、3の光、4の露出についてはいい例、悪い例の作品例を出して解説してくれているので、とてもわかりやすく参考になりました。

この4つの基本を押さえた上でさらに高度な応用を学んでから、実践編に移っていきます。

ここでも作品例が示されて、言葉とデータで解説されています。

非常に豊富な作例を出し、一つ一つの撮影データが細かく書かれています。

撮影地、撮影時期、天候・時間、交戦状態、レンズ、撮影モード、ISO、フィルター使用有無、三脚使用有無が書かれているので、もし同じような状況だったらどうすればいいのかがデータとして理解できます。

もちろん同じようなセッティングができたらからといっていい作品が撮れるわけではありませんが、勘だけでなく理論を理解していると成功に近づくのは間違いないでしょう。

本書では風景写真についての解説がなされていますが、これを応用すれば人物や鉄道にも当てはめることができそうです。

僕のようなカメラ初心者にとっては非常にわかりやすいテキストだと思いました。

作品例のほとんどでCPL(円偏光)フィルターが使われていたので、僕も欲しくなりました。

風景写真の写し方入門 (日本カメラMOOK) 風景写真の写し方入門 (日本カメラMOOK)
斎藤 友覧


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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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