デザインとは何かを考える入門書 佐藤可士和「デザインぺディア」

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佐藤可士和さんの新刊「デザインぺディア」を読みました。

本書は雑誌「POPEYE(ポパイ)」に連載されていたものをまとめたものです。

24の章で構成されており、そこでは佐藤氏が考えるデザインの本質について多方面から考察が繰り広げられています。

しかし、デザインと言って思い浮かべるグラフィックやプロダクトなど以外にも、パスタやライフスタイルなどちょっと異なった視点でのデザインについて言及されているところがとても面白いところです。

また様々なデザイン例が写真付きで紹介されているので、どのようなデザインを佐藤氏が好んでいるのかがよくわかります。

どうやらシンプルなもの、そしてパンクが入ったものが好みのようです。

以前僕は佐藤氏がデザインした携帯電話N702iDを使用していましたが、そのデザインは確かにシンプルで細かいところまでしっかりと考えが及んでいるものでした(ただしカメラ機能という外面から見えないデザインは最悪でしたが)。

でも実際にシンプルなものを作ろうとするのはとても勇気がいることだと思うのです。

余白や空間はひょっとしたら手抜きに思われる可能性もないとは言い切れず、そのような部分を勘違いさせないためにしっかりとしたコンセプトを構築しなければならないのです。

その点を佐藤氏は最後まで入念にやっているというのが本書でかなり力説されていました。

単なる外面的なものがデザインなのではなく、どのようなコンセプトでそれがデザインされたのが大事なのだと。

また幼少期に触れた最初のデザインとしてミッフィーをあげていました。

確かにミッフィーのシンプルさと変わらない美しさというのは今の佐藤氏のデザインに大きな影響を与えていると思います。

そういうデザインの原光景はきっと後々まで残り続けるものなのでしょうね。

本書はデザインについてわかりやすく語られているものなので、デザインを学ぶ学生さんにはぜひ読んでもらいたいものです。

上述しましたが、見栄えをよくするのがデザインなのではなく、コンセプトを作るのがデザインなのだというところは非常に参考になることだと思います。

もちろんこれはデザインだけに当てはまるものではなく、それ以外の職業にもばっちし当てはまるところでしょう。

僕も大いに参考にしたいところです。

ポパイ特別編集 佐藤可士和 デザインぺディア (マガジンハウスムック) ポパイ特別編集 佐藤可士和 デザインぺディア (マガジンハウスムック)
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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