いたずら電話との闘い

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最近家の電話が鳴っても自分から出ることはありません。

そもそも家にいる時間はほとんどないしね。

でも昔は居間の自分の席のすぐ右側に家電話があったから自分が受話器を取ることが多かったのよ。

電話に出て最初の一言はたいてい「もしもし」とか「はい、○○です」なんだけど、だんだんとそういう普通の出方をするのは飽きてきちゃうもんだよね。

だから少し工夫をすることにしました。

よくやったのが呼び出し音がなった瞬間に受話器を取ること。

これをやると相手がいつ通話が始まったかわからないので一瞬戸惑うのがよくわかり、勝負に勝った気分になったもんだなあ。

それとうちにはいたずら電話がかかってくることがよくあって、そいつらともよく勝負をしたもんです。

ハアハア系の電話がかかってきた時にはこっちも対抗してハアハア言ってやると、男のハアハアを聞いたダメージからか速攻電話を切ってくれたものです。

勝ったな。

無言電話にはもちろん無言で対応。

もし相手の方からテレビの音が聞こえてきたら、こっちも同じテレビにする。

そうするとすぐ切られちゃったな。

無言電話って何度も繰り返しかけてくる傾向があるので、こっちが受話器をとる時はもちろん無言でね。

スリル満点だったなあ。

ある時ヘリウムを吸ったときのような声で意味不明なことをしゃべる電話がかかってきたことがあって、その時は食事中であんまり勝負をする気にならなかったから速攻こっちから切っていました。

でもこういうやからはやはり何度もかけてくるもので、かかってきては切りというのを3回繰り返し、ついに4回目がかかってきました。

さすがに4回目となるとこっちも対抗心がわいてくるので、受話器をとった瞬間「なんだー!!」と大声で言ってやりました。

・・・・・・

・・・・

・・

沈黙が流れました。

・・

・・・・

・・・・・・

勝利を確信しました。

しかし受話器の向こうからか細い少女の声で「ご、ごめんなさい、○○ちゃんいますか?」

ええ、妹への電話でした。

それ以来妹の友達の間ではうちの妹には怖いお兄さんがいるから気をつけろという噂がたったようです。

なんだかまたいたずら電話と勝負をしたくなったなあ。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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