ローカル色満点の平渓線に乗車する 台湾に行こう! その12

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2月24日。
台湾2日は台北からほど近いローカル線の平渓線に行くことにしました。
台北駅から特急自強号で瑞芳駅に来て、ここで平渓線の列車に乗り換えます。

8:39、瑞芳発菁桐行き3209区間車に乗車。
区間車というのが台湾の普通列車です。
事前情報では平渓線の車両はロングシートというものだったのですが、それに反して3両編成のうちの1両にクロスシートがありました。

もちろん僕達3人はここに座ります。

ひと駅進んで侯硐駅着。
ここで少し時間があったので外に出て車両を撮影。

ホームはこんな感じです。

向こうに見える壁面に苔がびっしりあって、湿気の多さを感じさせます。
ホーム横の側線には貨物車両が留置されていました。

さらに向こうには鉱山施設の廃墟も見えます。
平渓線を含めて、この地域は鉱山で発展したところのようです。

ところで、この平渓線の列車のドアの開閉はなかなかユニークなものでした。
車掌さんが毎回先頭車両のドアの脇にある鍵穴に、このようにして鍵をさしてドアの開閉ボタンを押します。

この1箇所で3両のドア全てを制御していました。

鍵がささっていないとドアを開けることができないというシステムなので、乗客がボタンを押してもドアは開かないようになっています。

侯硐駅を出るとますます山の中に入っています。

三貂嶺駅に到着するといよいよ山奥であるという感が漂ってきます。
ちなみに瑞芳からこの三貂嶺駅までは宜蘭線という路線で、正式には三貂嶺駅から平渓線が始まります。
これまでは川沿いの線路だったため景色も広がりがあったのですが、ここからは両側が森となるのでますますローカル色が強くなります。

大華駅ホームには南国っぽい植物が溢れています。

ところで、台北駅にいたころから雲行きが怪しかったのですが、この平渓線にのってからはさらに雲が厚く、低くなってきました。

せっかくなので天気がいい時の景色が見たいのですが、こればっかりは自分でコントロールできないので仕方がありません。
ビニール袋や傘をリュックから取り出して、いつでも雨の中でも歩ける準備をしておきました。

次回は平渓線の中間地点である十分駅の停車で見かけたタブレット交換につてレポートします。

台湾に行こう!まとめ
羽田空港国際線ビルにやって来た 台湾に行こう! その1
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特急自強号で台北から瑞芳駅へ 台湾に行こう! その11
ローカル色満点の平渓線に乗車する 台湾に行こう! その12←今ここ
平渓線十分駅でのタブレット交換と菁桐駅の木造駅舎 台湾に行こう! その13
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写真はNikon D90Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影しました。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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