3月12日。
意外かもしれませんが、実は初めて大井川鉄道に乗ってきました。
この日はSLの重連が走るなどのイベントが盛り沢山な大井川鐵道SLフェスタが開催されるということで、友人に誘われて行ってきたわけです。
大井川鉄道の始発駅である金谷駅から今日のお話を始めることにしましょう。
こちらが駅舎です。
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小ぢんまりとしたシンプルな駅舎です。
行列ができているのはこれから大井川鉄道のチケットを買おうとしている人々です。
駅舎に入ってすぐにチケット売り場があります。
今回の旅では友人にチケット関連は全ておまかせだったので、僕はついていくだけです。
何も考えなくていいって楽ですね(笑)
程なくして、SLの座席指定券は売り切れとなって、チケットは立席のみとなりました。
大井川鉄道のSLは人気がありますねえ。
ただ、そのSLは金谷駅の隣の新金谷駅から出発するので、そこまでは普通列車で移動しなければなりません。
普通列車の出発時間までちょっとあったので、駅舎内を見てみることにしましょう。
お土産やお菓子類が販売されている売店があります。
また、日本酒なども売っているので、お酒を飲みながら列車に乗りたいという人はここで買っておくといいでしょうね。
もちろん駅弁も売っているので、汽車旅気分を味わいたい方はぜひ購入してください。
10:17、新金谷行きの普通列車の出発時刻です。
乗車したのはかつて南海で活躍したこちらの車両です。
関西方面にはあんまり出かけたことがない僕なので、南海電車にも乗ったことはないのですけれどもね。
21000系という形式だそうですよ。
この車両、よく見ると昭和33年の銘板が取り付けられています。
昭和33年は西暦に直すと1958年です。
半世紀以上現役で活躍しているということになりますね。
車内の座席は背もたれを前後させることで進行方向を向いて座れるように調整できるものです。
座り心地はあんまりよくはないけど、レトロな気分が味わえるのでよしとしましょう。
車内探検もしてみます。
この取っ手もレトロですよねえ。
でも、車内に自動販売機が設置されているというのはかなりの驚きでした。
ここで今回使用したきっぷを確認してみましょう。
まずは大井川本線フリーきっぷ。
大井川本線の金谷から千頭間が乗り降り自由となって、料金は3440円。
金谷と千頭を単純に往復すると3620円なので、このフリーきっぷはだいぶお得ですね。
2日間有効なので、泊まりがけでも使えるのが嬉しい点です。
次にSL急行券です。
こちらは800円ですね。
今回は友人にチケット予約をしてもらっていたので、座席はちゃんと確保されています。
10:21に新金谷駅に到着。
さあ、いよいいよSLです。
しかもSLの重連列車に乗ることができるので、かなり楽しみです。
次回に続く。
大井川鉄道SL三昧の旅
・211系や貨物列車とバンバンすれ違う静岡駅から金谷駅までの東海道本線の前面展望 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その1
・かつて南海で活躍した21000系に乗車して金谷駅から新金谷駅へ 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その2←今ここ
・新金谷駅で大井川鐵道SLフェスタの重連SLを撮影してみた 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その3
・大井川鉄道のSL重連列車に乗車 レトロな旧型客車ないと煙モクモクな車窓風景をたっぷり紹介 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その4
・千頭駅で大井川鐵道SLフェスタでのSLの重連をたっぷり撮影してみた 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その5
・千頭駅前にある丹味でとろろそばを食べてみた この美味しさはオススメ! 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その6
・大井川に架かる鉄橋を渡る煙モクモクなSLの勇姿を撮影してみた 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その7
・大井川鐵道SLフェスタで千頭駅でのSL3台並びの撮影会に参加してみた 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その8
・田野口駅の素敵な木造駅舎と駅近くでのSL撮影 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その9
・電気機関車が牽引する臨時の普通列車に乗車して大井川鉄道の旅が終わる 『大井川鉄道SL三昧の旅』 その10(最終回)
写真はNikon D610+Nikon AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDで撮影しました。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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