VRとはvirtual reality(ヴァーチャル・リアリティ)の略語です。
「仮想現実」とも略されています。
先日デルのアンバサダーイベントに参加してそんなVRの体験をしてきました。
デルのゲーミング市場の取組と新製品
まず最初にデルのゲーミングマーケティングマネージャーの柳澤さんからお話を伺いました。
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世界ではゲーミングPCのマーケットは右肩上がりで、VRやARの市場もここ4、5年で3倍くらいになるのではないかと予想されているようです。
アメリカなどではe-sportsも盛んになり、賞金総額20億円の大会もあるそうです。
ただ、日本ではまだまだ微増といった状態ではあるものの、PS4やXboxと同じタイトルのゲームをPCでも出すクロスプラットフォームのゲームもたくさんあり、これからはさらなる伸びが期待されます。
実際、映画館などでのVR体験イベント、東京ゲームショーではギターを弾いてステージに乗っているような体験、プロゲーマーへのスポンサーなどといった活動をデルはしていて、好評を博しているとのことです。
これまでデルでは高性能ではあるものの高価格なゲーミングPCのALIENWAREを発売していましたが、気軽にゲームを楽しめるような安価なゲーミングパソコンも発売していくそうです。
秋葉原にあるALIENWARE STORE AKIBAではゲームの配信スペースを一般開放して、誰もゲームの配信をすることもできるようになったそうです。
→デル、「ALIENWARE STORE AKIBA」の配信スペースの一般向け利用を開始 | ALIENWAREZONE | PCゲームで勝ち抜くためのメディア
デルはコアなゲーマーからライトなゲーマーまで多種多様な消費者にアプローチできる可能性が高まったということですね。
ゲーミングPCはデスクトップというイメージがありましたが、デルのノートPCでも十分VRを活かすことができるようになっているということで、家庭での導入の敷居も下がってきそうです。
VRの世界情勢 & TECレポート
次に電通の足立さんからのお話しです。
まずはVRの何がいったいすごいのかという点からの説明です。
1.没入感
ゴーグルをつけることによって、周囲の現実世界とは隔絶した世界に入り込むことが可能となります。
上下左右全てにVRの世界が広がる360度の仮想現実へと没入することができます。
2.エンゲージメント
仮想現実ではありますが、それにより人やモノとの絆が深まる可能性があります。
例えば遠隔地からVRで繋がることで、寝たきりの人と会話をしたり握手をしたりという体験を実際にしているかのような感覚をもつことができます。
3.体験価値を共有
日本ではオーロラを実際に見ることはできませんが、その体験の共有もできます。
実際、ソニーのVRコンテンツの中ではオーロラ体験はトップクラスのコンテンツだそうですよ。
4.空間メモリー
イベント会場などを360度すべての角度からの記録ができます。
写真での平面的な記録ではなく、VRだと後からあたかもその場にいるかのような感覚をもつことができます。
5.誰でも撮れる
最近では360度カメラで撮影する人をよく見かけるようになりました。
VRは特別な機材が必要なわけではなく、誰でも簡単な機材で作り出すことが可能です。
このような凄みを持つVRについて電通が取組を強化するのは次のような理由からです。
・直観的コミュニケーション
・世界共通のイノベーション
・新たな産業創生
・究極的なメディア表現
スポーツ観戦、ライブ、ゲーム、観光などなど様々な領域でこのVRを用いることができそうです。
しかも特別なテクノロジーや機材が必要なわけではないので、大企業も中小企業も個人も現在は同じスタートラインに立っています。
可能性は無限大にあるということで、これからのVRの進化を活かすチャンスは誰にでもあります。
CHANGE YOUR GAME
次はインテルの小澤さんからのお話しです。
VRコンテンツを再生するにはやはりある程度のPCスペックが必要となります。
CPUのCore i3よりもi5、i5よりもi7の方が性能がよくなります。
多少高価にはなりますが、今後ゲーミングPCを導入する際にはCore i7入りのものをお勧めしていました。
実際にVR体験をしてみた!
まずはゲームの世界に入り込んでみました。
これ、360度の宇宙空間のような仮想現実に入り込んでいるところです。
ヘッドセットの中には無茶苦茶美麗な映像が広がっていて、敵が現れてきたらコントローラーを使ってビームを撃ったりしました。
言葉でこの体験を伝えるのは難しいのですが、とにかくすごい!のですよ。
次はこの自転車に乗ります。
目の前にはレースをしている映像が流れていますね。
ヘッドセットをつけて自転車をこぐと、このレースの中に入り込むことができます。
ここではロンドンの街中を走行しています。
全世界の参加者がオンラインで繋がっていて、ここに出てくる自転車乗りは全てまさに今この瞬間を共有しています。
後ろから追い抜かれたり、逆に追い抜いたりするのがすごくリアルです。
周囲を見渡すとロンドンの街もよく見えるので、ここが東京都内であるということを完全に忘れちゃいましたね。
この機材でこんな体験ができてしまうなんて驚きの連続でしたよ。
まとめ
今回デルのアンバサダーイベントに参加してVRについてのお話しを伺い、そして実際にVRの体験をしてきました。
正直言うとVRっておもちゃみたいなイメージがあったのですが、実際に体験してみると圧倒的なパワーをもっているテクノロジーであり、コンテンツであるんだということを実感しました。
まさにこれから大いに成長の可能性がある分野だと思いましたね。
これからはぜひVRというキーワードにも注目していきたいと思います。
参考リンク
・デル株式会社(Dell Japan)の公式サイト | Dell 日本
・ALIENWAREZONE | PCゲームで勝ち抜くためのメディア
・デル アンバサダープログラム| XPS – Dell Japan
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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