秋葉原付近を散策して、神田川に架かる橋を渡ろうとした時に、ふと対岸を見ると柳森神社の境内にみごとな桜が咲いているのが目に入りました。
でもいつも見るようなピンクの桜の花ではないような気も。。。近くで見てみることにしましょう。
柳森神社の入口は神田川の神田寄りにあります。こちらの鳥居から入ります。
Sponsored Link
境内に入ると先程見た桜がドーンと目に入ってきます。
あれ?もしかしたら花の色が緑?
近づいてよく見てみると、これはもう間違いありませんね。
幹のところに説明書きがちゃんとありました。
やはり御衣黄です。全文引用してみます。
貴族の装い、御衣黄桜
神田須田町の柳森神社の境内に、淡い黄緑色の花を付ける、都内では大変めずらしい桜「御衣黄」(ぎょいこう)が、たった一本だけある。
この木は昭和四十六年に早逝された高橋青年部長を悼んで、当時の町会長 河原崎茂吉氏が植えられたものです。
御衣黄は、八重桜を品種改良した園芸種で、遅咲きだが開花が進むにつれ、花弁の中央に紅色の線が現れ、気品のある色合いが、貴族の衣装を思わせることから、この名が付いたと言われる。
(平成二十年四月十五日読売新聞都民版参考)
神田須田町二丁目町会
そう言われると確かに気品があるように見えてくるものです。
ソメイヨシノなどは可憐さを感じるけど、御衣黄は気高さがあるかのようです。
これまでいくつかの場所で御衣黄は見てきましたが、この柳森神社のものが間違いなく一番立派で美しい花を咲かせています。
今が見頃なので秋葉原近辺に行く予定がある方は、柳森神社にも足を伸ばしてみることをお勧めします。これだけ美しい御衣黄はそうは見られませんよ。
また、境内には狛犬ならぬ狛狸がいるのも面白いですよ。
柳森神社は都営新宿線の岩本町駅からだと徒歩3分、秋葉原駅からだと徒歩5分位です。
※記事中の写真は2018年4月3日(火)に撮影したものです。
似たテーマの記事はこちら
この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
記事内容や写真使用に関するお問い合せ、記事広告の作成、広告掲載、取材依頼のご相談などは下記リンクからお願いします。イベント取材、旅レポート、製品レビューなどの依頼は大歓迎です。
→お問い合わせメールフォーム
詳細なプロフィールはこちらから。
→プロフィール