先日放送されたNHKの「英語でしゃべらナイト」で裕木奈江さんがリチャード・ギアとダイアン・レインにインタビューをしたことをとくとみぶろぐでは紹介してきました。
・「英語でしゃべらナイト」に裕木奈江さんがリチャード・ギアとダイアン・レインに対するインタビュアーとして出演しました!(とくとみぶろぐ)
・裕木奈江さんが9月29日(月)に放送される「英語でしゃべらナイト」に出演!(とくとみぶろぐ )
そのインタビューの中でとても印象に残る話がありました。
ダイアン・レインは撮影の際に緊張するかどうか聞かれて、こう答えました。
「緊張するわよ。緊張しなくなったら終わりね」
そしてダイアン・レイン自身がリチャード・ギアに同じことを振ると、、、
「緊張するよ」
というようなことを言っていたのです。
世界的に有名な俳優さんのこの言葉にとても勇気付けられたのです。
僕が若い頃は人前に出ることに特に緊張もせずに日常の延長線上ですっと出ることができていたのですが、だんだん年を重ねていくごとに、人前に出る直前に緊張するようになってきたのです。
自分の足がまるで自分のものではないようにものすごく軽い感覚になり、完全に制御できないような気持ちになってくるのです。
それが特に不安を呼び起こすというわけではないのですが、きっとこれが緊張というものなんだろうと思っていました。
しかし、その緊張が起こることにより自分自身の身体の具合を客観的に判断し、そして内面的な気持ちの面でもこれから起こることを冷静にシミュレーションすることができることに気がついたのです。
もし緊張がなければ何も考えずに人前に出るままだったんだろうなと思い始めました。
そしてダイアン・レインの言葉で僕が考えていたことはきっと正しいことなのだろうと裏付けられ、勇気付けられたのです。
緊張というものは無理になくそうとするのではなく、その緊張と上手く付き合うことによってパフォーマンスを最適化できるのではないかと思っています。
その緊張状態により慌てふためくのではなく、心と体が動かなくなることによって、逆にそれが一体どうのような状態なのかを落ち着いてゆっくり考えてみることです。
深呼吸やストレッチをしたりしながらね。
そうそう、僕の場合人前に出る直前は無茶苦茶緊張しますが、出てしまったらその緊張なんてもう一体どこに行ってしまったというような感覚になり、頭と体がすっきりとなります。
それはきっと直前の緊張をいい方向に向けることができているからなのではないかと思っています。
もし緊張が続いてしまうようならば、何らかの対処をしないといけないのでしょうね。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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