「東京人」2009年8月号 特集「なつかしい鉄道風景 踏切、鉄橋、ガード下」

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都市出版から発売されている「東京人」の2009年8月号がかなりよかったです。

東京人 2009年 08月号 [雑誌]
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表紙写真は丸田祥三さんによる荒川に架かる橋を渡る京成電車です。
そう、特集は「なつかしい鉄道風景 踏切、鉄橋、ガード下」です。
鉄道というと車両や車窓といったところに注目しがちですが、ここではかなりマニアックな踏切、鉄橋、ガード下というところに注目しています。
これらのものは普段鉄道に乗っていれば目にしたり、今そこを通っていると感じることができるものですが、ほとんどそれらを気に留めることはないと思います。
そこを大真面目に議論しているので、かなり興味深く読み進めていくことができました。

特に印象的なのはやはり丸田さんによる写真です。
1970年代の古い写真から現在のものまで掲載されていますが、昔の写真は貴重なものが多いような気がしました。
僕が一番好きなのは29ページに載っている都電荒川線の東池袋4丁目付近の遮断機のない踏切の写真です。
1978年に撮影されたもので、しかも花電車のものなのですよ。
この花電車が走ったのは僕が5歳の頃のことで、見に行った記憶があるのです。
とにかく派手な車両がバンバン走り、沿線にはたくさんの人が見物に来ていてお祭り騒ぎだったことを覚えています。
その当時の写真をここで見ることができたのがうれしかったです。
でもやっぱりもうちょっとたくさんの花電車を見てみたかったかも。

ちょっと話がそれたので本題に戻ることにしましょう。
今回特集となっている踏切、鉄橋、ガード下は実は長い長い歴史をもっているものが多いのです。
山手線の神田付近のガードは明治から大正にかけて作られたものだし、川や道を渡る橋も完成当時のままのものがたくさん残っています。
新橋や浅草橋、京成電車のガード下(今は耐震工事のためほとんどがらんどうになっている)なんてあまりに魅力的なものが多くてレポートしている人の大きな愛を感じることができます。
ただ、ガードや鉄橋はこれからも残るものでしょうが、踏み切りはこれから減りこそすれ増えることはないものなので、消えいく運命にある姿に健気さすら感じてしまいました。

かなりマニアックな方面に対しての記述が満載なので、興味がない人が見たら???となるかもしれません。
でもこういうニッチな部分でも雑誌一冊の特集になってしまうというのは本当に面白いということなので、ぜひ多くの方に目を通してもらいたいと思っています。

今度都電の全踏切を徒歩で渡るというおばかな企画をやってみようかな。

雑誌「東京人」2009年8月号についての詳細はこちらから。
東京人 2009年 08月号 [雑誌]

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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