Fans:Fansモニターキャンペーンで発売前に使わせていただいているキヤノンのコンパクトデジカメ、Canon PowerShot S100をたっぷり楽しんでおりますが、前回はジオラマ風動画の撮影方法についてよくわからなかったという記事を書きました。
→Canon PowerShot S100のジオラマ風動画の設定場所がよくわからなかった(とくとみぶろぐ)
でも、一度理解してしまえばもう大丈夫。
さっそくテスト撮影をしに行ってきました。
まず最初に抑えておきたいのは、ジオラマ風動画とは一体何かということです。
ジオラマとは箱庭のように風景の模型を構築することです。
これもジオラマですね。
でもこれはジオラマを普通に写真に撮っただけで、特に何の工夫もありません。
しかし、現実世界をこのジオラマのように撮影してしまおうというのがジオラマ風写真です。
リアルな世界を模型っぽく写してしまおうというわけです。
ティルトシフトレンズで撮影した写真が流行ったのを覚えているでしょうか?
あれは特殊なレンズを使用していたのですが、PowerShot S100はそのような特殊なレンズを使わないで、カメラ内部でジオラマ風に見えるように処理してくれるので、このカメラだけがあればOKなのです。
PowerShot S100でジオラマ風に撮影する方法は前回お話したので省略しまして、実際に撮影した写真がこちらになります。
ピントが合っている場所がごく一部となり、それ以外の場所がかなりボケていることで、現実世界がジオラマのように見えてしまうのですね。
ではこれを動画撮影するとどうなるのか、何本か撮影して繋ぎ合わせてみましたのでご覧ください。
なお、PowerShot S100でジオラマ風動画を撮影すると無音となりますのであらかじめご了承ください。
あまりにも簡単にジオラマ風動画が完成してしまったことに驚きました。
ちゃんと模型っぽく見えていますしね。
PowerShot S100ではピントが合う範囲を水平方向か垂直方向か選ぶことができます。
この動画にも両方のカットがあったのですが、わかったでしょうか。
さらに水平方向のピントの場合、ピントが合う位置を上下に、垂直方向の場合は左右に動かすこともできます。
また、その範囲を広げたり狭めたりすることもできます。
動画は早送りされたようになっていましたが、これもジオラマっぽさを出すためでして、早送りのスピードも撮影時に5倍、10倍、20倍を選択できます。
この動画では全て10倍速になっています。
動画サイズは曲者でした。
この動画は640*480ですが、後から1280*720でも撮影できることに気が付きました。
やり方は以下の通りです。
まずはジオラマ風撮影モードにして、液晶モニター横にあるFUNC.SETボタンを押します。
液晶モニターの左側に4:3という表記があるので、コントローラーホイールを下に動かして4:3を選択すると以下の画面になります。
「静止画アスペクト比 12M 4000×3000」と出ています。
この時、画面に左下に薄く640という数字が出ているのがわかるでしょうか。
この数字が4:3のアスペクト比で撮影する時の動画サイズなのです。
つまり4:3の時は640×480の動画サイズになります。
次に静止画アスペクト比を16:9にしてみます。
すると左下に薄く1280と出てきます。
この時動画サイズは1280×720になります。
静止画のアスペクト比を変更することで、それに連動して動画サイズも変更されるようです。
これもちょっとわかりにくいですね。
左下にある1280や640から変更できるようになってくれればいいと思いました。
テスト動画を撮影した時にはこれに気が付かずに640×480の小さいサイズで撮影してしまいましたので、今度は大きいサイズの1280×720での撮影をするようにします。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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