真岡鐵道でSLに乗ろう!ということで、先日茨城県の筑西市、下妻市、常総市、茨城県、河川事務所、鉄道事業者や各地域の団体で構成されるローカル線でゆく人と川の交流圏づくり推進協議会が企画したいばらきウエスタン鉄道 Photo Tripに参加させていただきました。昨年はラーメン食べ歩きツアーにも参加しました。
→関東鉄道常総線に乗って茨城県の常総市、下妻市、筑西市の美味しいラーメンを巡るブロガーツアーに参加してきた
2019年の今年は筑西市の下館駅周辺がメインターゲットとなります。はてしていばらきウエスタン鉄道 Photo Tripとはどんなイベントだったのかを簡単にレポートしたいと思います。
関東鉄道常総線で下館駅へ!
今回のイベントの集合場所は茨城県の下館駅です。下館駅はJR水戸線、関東鉄道常総線、真岡鐵道の3つの路線が乗り入れている駅です。東京都内から鉄道を使って行く場合、3つのルートが考えられます。
1.小山経由で水戸線
2.岩瀬経由で水戸線
3.つくばエクスプレスと関東鉄道常総線を乗り継ぐ
秋葉原出発で考えると、どのルートでも約2時間はかかります。料金は1と2は片道1663円、3は片道2102円です。しかし、常総線は1日フリーきっぷ1500円ですので、往復だと3144円になります。他のルートは往復3326円です。わずかな違いですが、ジュース1本分以上の差が出ますね。青春18きっぷのシーズンならば1または2でもいいでしょうが、そうでないならば3のルートが個人的にはお勧めです。というわけで、僕は3のルートで下館駅に行くことにしました。
茨城県に入りました。
つくばエクスプレスだと北千住から守谷駅まで24分でした。
茨城が近い。
これから関東鉄道常総線に乗り換えて下館に向かいます。
この一日フリーきっぷを使うのも一年ぶりだな。 pic.twitter.com/gXaC3wjNpY— 徳富政樹(とくとみ) (@tokutomi) March 22, 2019
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もちろん常総線の一日フリーきっぷを使いました。しかも、つくばエクスプレスも常総線も快速列車に乗れたので1時間30分ほどで下館に着いちゃいました。
ここから旅が本格的に始まります!
下館駅でSLを撮影しよう!
まず最初のミッションは真岡鐵道のSL真岡号が下館駅に入線してくる様子を撮影することです。
SLを実際に見たのは2年ぶりのことです。やっぱりかっこいいですね。この日の運行はC11でした。真岡鐵道では他にC12も在籍しています。2011年1月にC12も撮影していました。
C11は東武鉄道への売却が決定したので、真岡後を走る姿は早めに見に行った方がいいでしょうね。
SL真岡号に乗ろう!
撮影後は実際にSL真岡号に乗車しました。牽引される客車は50系です。
よく見ると車体にでこぼこがあったりします。長年働いてきてはいますが、まだまだ補修しながら現役を続けています。車内はずらりとボックスシートが並んでいます。
このような座席配置の車両はあまり見なくなったので、すごく懐かしい雰囲気です。車内販売もあるので、駅弁も買うことができちゃいます。
下館駅から乗車したこのSLは寺内駅で下車しました。22分の乗車時間でしたので、できればもっと長く乗っていたかったですね。
真岡鐵道寺内駅の静けさ
さて、この寺内駅は栃木県にあります。すごく静かな駅でした。
桜が咲いたらきっときれいなんだろうな。
真岡鐵道の普通列車に乗ろう!
寺内駅からは普通列車に乗って下館駅に戻ります。
SLの重厚さから一転して、普通列車はスイカ色のかわいらしいデザインです。乗車中の楽しみとしては、ゆっくり座席に座って流れる車窓を眺めるのもいいですが、まずは運転士さんの後ろに立ってみてください。
時刻や安全を確認しながら運行している様子がよくわかりますよ。次に車両の一番後ろに行ってみましょう。
後方に流れる景色もなかなかいいですよ。
下館祇園まつりの山車とお神輿を見学
下館に戻ってきた後は、しもだて地域交流センター アルテリオへ移動しました。その1階には郷土展示コーナーがあり、下館祇園まつりで用いられるお神輿や山車が展示されています。
近くを流れる勤行川の中にお神輿が入っていくのだそうですよ。
アルテリオ3階にある空中回廊
そんなアルテリオの3階にはまるで宙に浮いているかのような空中回廊があります。
ここは絶好のフォトスポットですので、ぜひ立ち寄ることをお勧めします。
この廊下には誰でも自由に入ることができますよ。
食の蔵 荒為でランチ
昼食は下館にある食の蔵 荒為で食べました。
このメニューで2000円ほどです。かなりお高めなのではないかと思ってのですが、このお値段を聞いて逆にびっくりでしたね。しかもここの建物がものすごいのですよ。こんな素敵な雰囲気の中で食事ができるなんて最高以外の何物でもありません。動画を撮影してきたのでぜひご覧ください。
下館で食事をするなら、ぜひこちらを訪れてみてください。
板谷波山記念館を見学
食後は板谷波山記念館へ。生家、作品、窯などの展示がなされています。このろくろから多くの作品が生み出されてきたのですね。
実際の作品も間近に見ることができます。
ちなみに、館内は撮影OK、SNSへの写真投稿もOKです。
下館の街に残るレトロな建物を撮ろう!
次は下館の街をブラブラ歩きながら写真撮影を楽しもうというコーナーです。いわゆるフォトウォークですね。下館にはレトロな建物があちこちに残っているので、古いもの好きにはたまりません。
ほんのちょっと歩くだけで素敵な建物が見えてくるのでなかなか前に進めません(笑)参加者の方々も熱心に撮影していますね。
僕が一番お勧めしたいは道路の真上につくられた火の見櫓です。
なぜこの場所に作ったのかその秘密をぜひ知りたいですね。
下館の街で和菓子の食べ歩き
下館の街には実はたくさん和菓子屋さんがあります。散歩の途中で買い食いするのが楽しいですよ。特に波山の鳩杖最中は要チェックです。
中身は鳩の形をした最中です。
下館では板谷波山が作った鳩杖をかたどったこの鳩杖最中があちこちの和菓子屋さんで販売されています。全店同じなのかというとそうではありません。中身の餡が異なっているのですよ。どこのお店が一番好みなのか探すのも面白いでしょうね。
まとめ
こんな感じで下館の街でたくさんのレトロな風景に出会ったいばらきウエスタン鉄道 Photo Tripが終了しました。僕は古いものを見るのも撮るのも好きなので、最高に楽しい時間を過ごせましたね。鉄オタということもあるので、真岡鐵道のSLに乗れたのも大満足です。茨城県の筑西市にある下館という街は実は隠れたフォトスポットがたくさんあるということもわかりました。写真好きな方にはぜひ訪れていただきたいですね。撮るのが楽しくてあっという間に時間が過ぎていっちゃうと思いますよ。東京からの小旅行にもぴったりの場所ですので、ぜひ下館の街をチェックしてみてくださいね。
今回訪問した茨城県筑西市の情報はこちらを御覧ください。
・筑西市観光協会
参考リンク
・SLの走る町 真岡鐵道公式サイト
・下館祇園まつり : 筑西市観光協会
・しもだて地域交流センター アルテリオ
・食の蔵 荒為
・板谷波山記念館
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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