僕はフィルムカメラの時代の時は「写真を撮る」という意識は全くなく、ただシャッターを切っていました。
2007年の7月にNikon D40xを購入したことから少しずつ写真の世界に足を踏み込んでいったのです。
従って、自分にとってフィルムカメラというのは過去の遺物であって、二度と関わることがないものだと思っていました。
ところが、最近急に「フィルムカメラで写真を撮るとどう写るんだろう」という疑問を持ち始めまして、突然フィルムカメラも始めてみることにしました。
さっそく注文したのがRollei(ローライ) 35Bです。
我が家に届いたRollei 35Bのクラシックな見た目に惚れ込んでしまいました。
シャッター音も聞いてみてください。
いい音するでしょ。
このローライ 35Bを持ってさっそく外に撮影しに行ってみることにしましょうかね。
撮影場所は新宿です。
まずは遠景から。
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遠くにある東京スカイツリーも微かに見えますかね。
あ、古いカメラで撮るのだからモノクロだろうというイメージで、今回は白黒フィルムを使っています。
ガラスに映る新宿の街並み。
思い切り斜めってしまいました。
デジタルだったらちゃちゃっと水平を修正するのですが、フィルムだとそうもいきませんね。
西新宿方面に歩いていきます。
路上に駐輪された自転車を撮ってみました。
Rollei 35Bの最短撮影距離は90cmです。
そこにピントを合わせてみたら、このみごとな背景のボケ方です。
今回の撮影の中で一番のお気に入りはこの写真ですね。
こんなきれいなボケが出るのですから、Rollei 35Bを選んで本当によかったですよ。
ビルの入り口。
明暗差は思ったより小さくなっちゃうのですね。
この日は河津桜がきれいに咲いていました。
花にもっと寄って撮りたいシーンです。
路地の階段。
住宅街の路地から望む東京都庁。
井戸ポンプマニアとしてはこれを撮らないわけにはいかないでしょう。
とび出し注意。
逆光のテストもしてみました。
おもいっきり筋が入ってしまいますね。
もう一度遠景。
そして近景。
ピントが合ったところはカチッと決まって、背景がボケるのはやっぱりいいなあ。
河津桜ではない桜も咲いていました。
そして都庁。
この写真は実は感光しています。
この後も何枚か撮っているのですが、そちらはもう真っ白で何も写っていません。
実は僕が買ったRollei 35Bは36枚フィルムを撮り終わった後にフィルムの巻き上げができなかったのですよ。
巻き上げレバーを回転させて巻き上げ終わったかと思ってカバーを開けたら全然巻き上げられていなかったのです。
そこで感光しちゃったわけですね。
このカメラを購入したのはマップカメラだったので、すぐに新宿のマップカメラに持って行ってカメラを見てもらいました。
故障の可能性大ということで即入院でした。
しばらくたって電話がかかってきて、結果、修理不能で返品・返金ということになってしまったのです。
何と、僕のRollei 35Bはデビュー直後に即引退でした。
無念。
もう部品取りのための機体もなかったらしく、修理ができないのは仕方がありません。
このローライは諦めます。
サヨナラ、僕のRollei 35B。
でも、今回の件でフィルムカメラをやめてしまうわけではありません。
実は実家に僕が知らないフィルムカメラが眠っていたのですよ。
近いうちに、そちらのカメラも紹介します。
今回使用したフィルムはこちらです。
FUJIFILM 黒白ネガフイルム ネオパン 100 ACROS 35mm 36枚 3本 135 ACROS100 NP 36EX 3SB | ||||
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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