2018年1月26日(金)から2月25日(日)まで千葉県内で捕獲されたイノシシやシカの肉などを使った料理である房総ジビエフェア2018冬が千葉県内と東京都内の47店舗で開催されます。スタートに先立ち千葉県庁本庁舎20階にあるスカイレストラン黎明にて「房総ジビエメニューお披露目会」が開かれ、僕も出席させていただきましたのでレポートします。
房総ジビエフェア2018冬
千葉県内ではイノシシやシカなどの野生獣による作物被害額が約4億7000万円(平成28年度)もあるそうです。その被害防止のために野生獣の捕獲をするわけですが、ただ捕獲するだけでなく食べようということで始まった企画が房総ジビエです。房総ジビエフェア2018冬は2018年1月26日(金)から2月25日(日)まで千葉県内の45店舗、東京都内の2店舗の合計47店舗が参加して、様々なジビエ料理が振る舞われます。
各店舗で房総ジビエを食べるとアンケート付き応募ハガキがもらえて、それを送ると抽選で80人にプレゼントがもらえます。
A賞:「房総ジビエ」加工品セット 20名様
B賞:千葉ブランド水産物セット 20名様
C賞:牧場のミルクプリンセス(プリン) 20名様
D賞:味付き落花生セット 20名様
参加店舗についての詳細はこちらからどうぞ。
→「房総ジビエフェア2018冬」参加店一覧/千葉県
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副市長とチーバくんも出席したお披露目会
千葉県庁本庁舎20階にあるスカイレストラン黎明での「房総ジビエメニューお披露目会」では千葉県副知事の滝川伸輔さんも出席して、5つのメニューを試食してコメントをいただきました。
副知事という役職ですが食レポが上手でびっくりしました。各料理に的確なコメントを残してくれました。さらにチーバくんも出席して会場を盛り上げてくれました。
最後に今回のお披露目会に参加した5店舗のシェフと副知事、そしてチーバくんで記念撮影です。
このお披露目会では僕も5店舗のジビエ料理を試食させていただきましたので、以下でレポートしていきます。
BAR HOPの「イノシシの黒ビール煮込み~ドルチェフォルテ風~」
まずは船橋市にあるBAR HOPの「イノシシの黒ビール煮込み~ドルチェフォルテ風~」です。
一口食べると口の中にビールの香りが広がりましたね。そしてイノシシのお肉が柔らかい!イメージでは固くてゴツゴツしているんだろうなというものがあったのですが、それは完全に裏切られました。おそらくビールを飲みながら食べるとさらに美味しくなるのだろうと思います。ただ残念なのは僕がビールがあまり得意ではないということですかね。しかし、ビールが苦手でもこの料理は美味しく食べられましたよ。お店の方も自信ありというお話をしていました。
管理栄養士のビストロ EIZENの「鹿肉と数種類のベリーソース」
次は流山市にある管理栄養士のビストロ EIZENです。ここは管理栄養士による減塩がコンセプトのお店です。
今回披露された「鹿肉と数種類のベリーソース」もお塩は2g未満しか使っていないそうです。
盛り付けは色鮮やかで見た目も楽しいですね。シカの肉は癖があるのかなと思ったのですが、意外に素直な歯ごたえと味でしたね。シカのお肉も甘酒でコーティングすると臭みがとれるのだそうですよ。おしゃれでしかも健康的に食事ができるというのは嬉しいですね。
インド・スリランカレストラン サマナラの「ジンジャーワイルドポーク」
次は市原市にあるインド・スリランカレストラン サマナラです。
メニューは「ジンジャーワイルドポーク」です。イノシシのお肉を使ったカレーです。
実はインドやスリランカでもイノシシは食べられているのだそうです。ただ、狩猟期間は決まっていて、食べられる時期も限定的です。ところが、どうしても時期以外でも食べたい人もいるらしく、密漁もこっそり行われるくらい人気のメニューなのだそうです。個人的にカレー好きなので、美味しくいただきました。お肉も柔らかく煮込まれているので言われなければイノシシだとわからないくらいでした。
居酒屋りあるの「房総イノシシのすき鍋」
次は市原市にある居酒屋りあるです。
メニューは「房総イノシシのすき鍋」です。
みんな大好きなすき焼きなので美味しくないわけがありません。色々な野菜とイノシシのお肉の相性も抜群なので、ガツガツと食べたくなっちゃいますよ。できればご飯と一緒に食べたかったな。
ビストロ コマの「君津産猪のテリーヌ」
最後に船橋市にあるビストロ コマです。
メニューは「君津産猪のテリーヌ」です。
シェフの話によると、君津の解体処理業者の仕事がとても丁寧で、イノシシの素材そのままを味わうことができるのだそうです。なので、君津にこだわって食材を選んでるとのことでした。実際に食べてみるとこの美味しさに完全にはまりました。テリーヌは前菜ではありますが、むしろがっつりメインで食べたくなるほどです。パンに挟んで食べても美味しいかなと思いましたね。
まとめ
今回イノシシとシカのお肉を使った房総ジビエを試食させていただきました。試食なのでほんのちょっとだけ食べたのですが、どれももっとたくさん食べたくなるほどの美味しさでしたね。しかもどれも盛り付けにこだわっていて、見た目もおしゃれだったので、イノシシやシカに対するイメージがガラリと変わりました。
今回の房総ジビエフェア2018冬は主に千葉県内の店で開催されますが、東京からもちょっとがんばれば行ける場所ですよね。千葉県在住者はもちろんのこと、東京の方にもぜひ食べていただきたいなと思いました。イベントの詳細はこちらからどうぞ。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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