日本橋に福島県のアンテナショップである日本橋ふくしま館-MIDETTE(ミデッテ)があります。
今日、そこで開催された福島美味「手作りみそ教室」に参加してきました。
福島美味とは福島県の食品に関するキャンペーンで、安全と品質が確認された福島の美味しい食べ物を全国にアピールするものです。
今日は福島の淀屋が製造している「とよきち」という味噌を実際に作ってみるというイベントでした。
使用する素材は福島県産のものです。
テーブルにつくと、<手作り味噌の作り方>というレシピが置かれていました。
この手順に沿って作っていくことになります。
それでは順番通りに進んでいくことにしましょう。
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1.大豆は水で洗い、たっぷりの水に一晩(12時間)浸ける
え、12時間!
この日のイベントの時間は1時間です。
とてもじゃないけど12時間は無理でしょと思ったら、あらかじめ一晩置いた大豆を用意してくれていました。
2.大豆がしっかり隠れるくらいの水で煮る
これも今回は省略です。
次の3番以降が今回作業する工程になります。
その前に、手を洗うのですが、石鹸で洗ってはいけません。
これから直に手で触って味噌を作るので石鹸の匂いがついたり、もともと自分の手についている雑菌が死んでしまうそうです。
この菌によって味噌の味が変わってくるそうですよ。
それでは先に進みましょう。
3.大豆をつぶす
参加者一人ひとりにたらいに入った大豆が配られました。
これをガシガシと握ったり、拳で押さえつけたりしながらつぶしていきます。
完全に潰しきらないでも、8割方つぶれていればOKです。
ここらへんはお好みでいいそうです。
粒が大きい方が好みなら適当なところで終えてもいいわけですね。
4.糀をよくほぐす
たらいの端に先ほどの大豆を避けて、糀を入れます。
右側が塊になっているので、これをよくほぐします。
5.塩と糀をよく混ぜる
ほぐれた糀の上に塩を入れて混ぜていきます。
こんな感じですね。
6.大豆と5で混ぜたものをさらによく混ぜる
またまたガシガシ混ぜていきます。
7.固い場合は大豆の煮汁を足し、固さを調節する
これが大豆の煮汁です。
これをたらいの中にドバっと入れます。
そしてまたこねこねしていきます。
こんな感じでいいですかね。
8.味噌玉を作る
おにぎりほど固くしないくらいに、全てをボール状のものにします。
9.袋、樽に空気が入らないようにつめていく
先ほどの味噌玉をまずは数個袋に入れます。
袋の底に空気が入らないように玉をまんべんなくつぶします。
全ての玉を潰していきます。
最後に上部の空気を抜いて袋をパッキンします。
これにて完成です。
そして最後の最後に自分の味噌につけた名前をラベルに書いて袋に貼りましょう。
僕の味噌は「みそたろう」です(笑)
自分の味噌に名前をつければ、愛着が出てきますよね。
食べ頃は3ヶ月先だそうで、今回のものは12月くらいになります。
これから3ヶ月間は何をするのかと言いますと、発酵作業です。
冷蔵庫の中ではなく常温での保存です。
時々味見をして、時間が経つにつれて味がどう変化していくのかをみるのも楽しみだそうですよ。
その味見で美味しいと思ったら冷蔵庫に保存します。
冷蔵庫の中に入れると発酵が緩やかになり、味の変化がほぼなくなるそうです。
3ヶ月先の「みそたろう」の完成が楽しみで仕方ありません。
さてさて。
味噌作りが終わった後は、今回作った「とよきち」の試食をさせていただきました。
これ、パスタではなくうどんなのですよ。
うどんのボロネーゼです。
味噌をつけてみると、今まで食べたことのない美味しさでした。
しかし、ボロネーゼと味噌のコラボというアイデアがすごいですよね。
一緒に食べてみようということを思いもつきません。
今回のお味噌作りをナビゲートしてくれたのはみそソムリエの小野敬子さんです。
→味噌がキライだったみそソムリエkeikoのブログ
丁寧でわかりやすく説明してくれたので、料理の知識がほとんどない僕でも楽しむことができました。
ありがとうございます。
これから僕も味噌についてもっと勉強していこうと思っています。
福島美味についての詳細はこちらから。
→FOODBRAND
日本橋ふくしま館についてはこちらから。
→日本橋ふくしま館-MIDETTE(ミデッテ)
場所はここらへです。
日本橋ふくしま館では福島県の美味しいものや名産品、特産品がいっぱいあるのでぜひ遊びに行ってみてくださいね。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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