第21回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が国立新美術館等で2018年6月13日(水)から24日(日)まで開催

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2018年6月13日(水)から24日(日)まで国立新美術館等で第21回文化庁メディア芸術祭受賞作品展が開催されています。先日メディア向けの内覧会に招待されまして、たっぷりと受賞作品を見させていただきました。今回はその内容を簡単に紹介していきます。

文化庁メディア芸術祭とは

文化庁メディア芸術祭とはアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で優れた作品の発見、表彰をするもので、その受賞作品は国立新美術館等で展示され、たくさんの人に見ていただくというものです。メイン会場である国立新美術館は入場無料でありますので、気軽に見に行くことができます。普段あまり見ることができない様々なアート作品を間近で楽しむことができるものですので、興味がある方は必見のイベントです。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

それでは各部門の展示作品を見ていきましょう。

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アート部門

・Interstices / Opus Ⅰ – Opus Ⅱ

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

アート部門の大賞に輝いた作品です。静かな、とても静かな作品です。舞台となっているのはサハラ砂漠です。見ていると静かな空間にどんどんと引き込まれていきそうです。

・アバターズ

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

この空間に配置されたものにはすべてカメラが取り付けられていてインターネットに繋がっています。ネットを通じて誰もがここにあるものを操作することができますので、全世界の人々とこの空間をシェアすることができます。会場でこの作品を見る方は、同時に全世界からインターネットを通じて見られることにもなりますので、プライバシーが心配な方はこちらのマスクやサングラスをかけて見るといいでしょう。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

会場内のものを操作するのはこちらから可能となっています。
Avatars

エンターテインメント部門

・Pechat

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

Pechatは小さなガジェットです。スピーカーが内蔵されていて、スマートフォンアプリを通じて、そこから様々な音や音声を送出することができます。ぬいぐるみなどに取り付けて、子供に語りかけるのが主な目的です。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

スマホアプリからタップするだけで定型文を流すことができます。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

・PaintsChainer

AIが自動着色する様子をVRで見ることができます。例えばこの壁にある絵があります。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

これをPaintsChainerで見ると次から次へと着色されていくのがわかります。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

アニメーション部門

・この世界の片隅に

アニメーション部門の大賞作品です。どのようにひつつのコマが作られていくのかがわかる展示もあります。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

設定画もあるので、作品の背景となっている部分もわかりやすくなっています。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

・夜明け告げるルーのうた

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

同じくアニメーション部門の大賞作品です。こちらも設定画が展示されています。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

また、この夜明け告げるルーのうたとこの世界の片隅には展示室の奥に上映ルームがあるので、そちらで作品の一部を鑑賞することもできます。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

・COCOLORS

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

有害なバクテリアを含んだ灰から逃れるために、人類がスーツとマスクをしながら地下で生活する舞台を描いたアニメーションです。絵コンテなども展示されているので、どのようにこの世界観が構築されていったのかがよくわかる展示になっています。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

マンガ部門

・ねえ、ママ

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

マンガ部門の大賞作品です。単行本が置かれているのですべて読むことが可能です。また、iPadで原画をスキャンしたものを読むこともできます。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

マンガは普段完成されてたものしか読むことができませんが、その過程に触れることもできます。

・銃座のウルナ

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

・その他

会場内にはたくさんの単行本が展示されていて、全て手にとって読むことができます。

第21回 文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

まとめ

ここで紹介した作品はごく一部です。功労賞を含めて34の展示がされていますので、すべてをじっくりと見たら一日がかりになるかもしれません。しかし、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4つの分野を一度に楽しめることができる展示というのもなかなかないものなので、これを機会にぜひ会場に足を運んでご覧になっていただければと思います。国立新美術館での展示は入場無料です。誰でも気軽にアートに触れることできますよ。詳細はこちらから。
文化庁メディア芸術祭 – JAPAN MEDIA ART FESTIVAL

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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