春の青春18きっぷの旅の第1弾は茨城県に残した未乗区間を乗り潰すのが目的でした。
しかし千葉県内でだいぶ寄り道をしたので時間はすっかり午後になってしまいました。
13:14、佐原発鹿島神宮行き鹿島線に乗車。
鹿島線の起点は正確には佐原の隣の香取駅になりますが、列車は全て佐原、千葉または成田から出ています。
鹿島線の殆どは高架線で眺めがとてもいいです。
見える風景はどこまでも続く田園風景。
茨城県内に入ると北浦を長い鉄橋で渡っていきます。
この日は天気が悪く、遠くまで見渡すことはできなかったものの、鹿島線が走る地域が水郷地帯であることはしっかりと実感することができました。
13:35、鹿島神宮着。
JR鹿島線の列車はこの鹿島神宮が終点でしたが、実は鹿島線自体はさらに隣の鹿島サッカースタジアム駅まであります。
しかし鹿島神宮ー鹿島サッカースタジアム間にはJRの列車は走らずに、鹿島臨海鉄道が走るという不思議な運行形態になっています。
鹿島臨海鉄道は鹿島サッカースタジアムと水戸を結ぶ路線で、水戸へ行く列車は鹿島サッカースタジアム発ではなくJRの鹿島神宮発になっているのです。
鹿島サッカースタジアム駅がサッカーの試合がある時だけ営業する臨時駅ということもあって、鹿島神宮駅の利便性を高めるために鹿島臨海鉄道が鹿島神宮に乗り入れるという形をとっているのでしょう。
13:37、鹿島神宮発水戸行き鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗車。
列車は1両編成です。
車内は中央部に転換クロスシートが並び、車端部はロングシートです。
鹿島臨海鉄道は太平洋に沿って鹿島神宮から水戸に向かって北上していきますが、海が見えることはありませんでした(もしかしたらどこかでチラ見できるとことはあるのかもしれません)。
田園地帯とたまに工場が見えるくらいでした。
鹿島線に乗っている時に渡った北浦を北浦湖畔駅付近でまた見ることが出来るのは北浦が南北に長い湖だからです。
全体的に車窓はのんびりとしたものでした。
14:58、水戸着。
茨城県内で乗り残していたJRの区間というのは水郡線の上菅谷ー常陸太田間の9.5kmでした。
たったこれだけの区間ですが、乗り残したままにしておくのは気持ち悪いので乗りつぶしてしまいます。
15:29、水戸発常陸太田行き普通列車に乗車。
列車はハイブリッド車のキハE130系。
車窓風景はやはり田園が続きます。
関東平野の端っこを走っているなというのがよくわかります。
16:00、常陸太田着。
30分ちょっとで到着し、あっけなく茨城県内のJRを完乗できてしまいました。
短い区間を乗り残しておくと、感動がほとんどないのが困ったところです。
16:06、常陸太田発水戸行き普通列車に乗車。
16:40、水戸着。
日没も近くなったので東京へと戻ることにしました。
17:06、水戸発上野行き普通列車に乗車。
18:42、我孫子着。
我孫子駅でわざわざ下車したのには理由があります。
鉄道ファンの方はもうぴんと来ていますよね。
そう、我孫子駅ホームで営業している弥生軒とうい立ち食いそば屋に寄るためです。
このお店の名物は唐揚げなので、僕は唐揚げうどんを注文しました。
お腹が空いていたので調子に乗って唐揚げ2個です。
上記リンクを見るとその巨大な唐揚げがどれだけのものかわかりますよ。
死ぬ思いで完食して、18:59、我孫子発上野行き普通列車に乗車。
19:32、上野着。
この日の青春18きっぷの旅は銚子駅で寄り道するなどだいぶ大回りをしましたが、目的である茨城県内のJRを乗り潰すことが達成できました。
しかし、まだまだたくさんの路線を乗り残しています。
いつの日になるかわかりませんが、JR全線を完乗できるようにこれからもコツコツと全国のJRに乗りに行こうと思います。
春の青春18きっぷの旅はまだまだ始まったばかりです。
今後もマニアックな旅が続きます!
春の青春18きっぷの旅 茨城県完乗編まとめ
・成田線経由で銚子駅へ 春の青春18きっぷの旅 茨城県完乗編 その1
・井戸と列車のコラボレーションが見られる松岸駅 春の青春18きっぷの旅 茨城県完乗編 その2
・茨城県内のJR全線を完乗する 春の青春18きっぷの旅 茨城県完乗編 その3←今ここ
写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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