見どころ満載の糸魚川駅 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その9

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4月10日。
大糸線で松本から南小谷までやってきました。
その車中でむねきさんとばったり出会うというミラクルがあり、一緒に旅することになりました。
南小谷から糸魚川まではJR西日本の非電化路線となります。
乗車する車両はこちら。

以前はキハ52というとても味わい深い車両だったのですが、今は新しいキハ120となっています。
座席はボックス席が4つのみで残りはロングシート。
あまり旅情を感じさせないものになったのが残念です。

11:49、南小谷発糸魚川行き普通列車に乗車。
きっと空いているだろうと思っていたものの、発車直前に松本方面からやってきた特急あずさからの乗り換え客がたくさんいて、立っている人が出る程の盛況ぶりになってしまいました。
お客さんがたくさんいるということはJRにとってはいいことなのだけれども、予想外の出来事に驚きを隠せませんでした。
僕たちはかろうじてロングシートに座ることができました。
しかし、ここに座ったことが実はマイナス要因となってしまい、本来は険しい渓谷沿いを走る路線の自然味あふれる車窓をあまり楽しむことはできませんでした。
それでも姫川の流れが変わっていく様子や小滝駅に給水塔らしきものが残っているのを首をひねって確認することはできました。

12:44、糸魚川駅着。

ここでこの度唯一の気動車乗車は終了です。
しかし、この糸魚川駅には大きな見どころがあります。
それはレンガ造りの車庫です。

現在はその周囲に足場が組まれています。
こんなに立派で歴史的価値もあるだろう建物なのですが、北陸新幹線の工事に伴ない解体されることになってしまいました。
痛々しい姿で見るに忍びないのだけれども、その最後の姿をしっかりと目に焼き付けてきました。

糸魚川駅を出て徒歩5分程で日本海に出ます。

大糸線に乗車した時は山の中にいたのに、ここではもう海のそばなのです。
大糸線に乗ったならば、ぜひこの日本海まで見に来て欲しいと思います。
この海が見える場所から180度振り返ると、また雪を抱いた山が見えます。

この日はあの山の向こうからはるばるやってきたのだなという感慨ひとしおです。

糸魚川駅に戻る途中で町並みを少し見てきました。

こちらは雪国でよく見かける雁木造という建築です。

このようにアーケードと商店などが一体化して、雪が降っていても傘が必要ないようになっています。
直江津でもこの雁木造の町を見かけました。
直江津駅前通りの雁木造り 群馬新潟長野旅行 その12(とくとみぶろぐ)

直江津駅へと戻ってきて、次の列車を待っている間に面白いものを見つけました。

ホームに急行能登の乗り場案内が掲示されていました。
今では臨時化されてしまい、毎日これが役に立つというわけではありませんが、まだ残っているということだけでうれしいものです。
しかし、残念ながら北陸の案内を見つけることはできませんでした。

また、ホームにはこんな素敵な電灯もありました。

急行きたぐにと特急寝台日本海という案内板とともに、昭和の時代を思い起こさせるアイテムだと思います。

次回は、糸魚川から北陸本線に乗車するレポートです。

春の青春18きっぷの旅 御柱祭編まとめ
中央本線で御柱祭が開催される地へ 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その1
諏訪地方の奇祭、7年に1度の御柱祭に参加する 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その2
神聖な御柱の山出し曳行が始まる 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その3
御柱祭で命がけの木落し坂に挑む 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その4
注連掛に到着し、下社山出しが終了する 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その5
爽やかな春空の下、大糸線に乗車する 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その6
大糸線の車内で僕に声をかけてきた謎の人物の正体とは!? 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その7
大糸線南小谷駅前の姫川で川遊びをする 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その8
見どころ満載の糸魚川駅 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その9←今ここ
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六日町で足湯に入った後上野への帰路につく 春の青春18きっぷの旅 御柱祭編 その11

写真はNikon D40x+Nikon AF-S DX NIKKOR 18-105mm F3.5-5.6G ED VR AFSDX18105GEDVRで撮影したものです。

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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