レールクイーンによる鉄道旅行ガイド 「旅する鉄道 Vol.1」

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鉄道旅行関係の雑誌は条件反射的に購入してしまうとくとみです。
今回購入したのはこちらのムック本。

旅する鉄道 1 (エイムック 1736)
4777913430

えい出版は写真、旅、大人の趣味に強い出版社なのでかなり期待して読み始めました。
まずは内容を見てましょう。

・技あり!今すぐ乗りたい!ローカル線の旅
・おすすめローカル線&観光列車ガイド
・「SL人吉」、復活の汽笛
・現役蒸気機関車の雄姿を見に行こう
・大井川鉄道密着ドキュメント
・「カシオペア」展望スイートで女子ふたり旅
・寝台特急★全ガイド
・今も走る国鉄時代の名車ベスト10
・+自転車で鉄道を楽しむ!「サイクル・トレイン」を体験しよう
・全国鉄道博物館ガイド
・EF63運転体験 碓氷峠鉄道文化むらで憧れの機関士に
・グッズで楽しむ鉄道の旅
・全国ローカル私鉄ガイド

ざっと見ただけでも鉄道旅行の魅力がかなりぎっしりと詰まっていることが想像できます。
僕がこの中で注目したのは「ローカル線の旅」です。
肥薩線&「SL人吉」、五能線&津軽鉄道、小湊鉄道&いすみ鉄道、紀勢本線で駅弁めぐり、寝台特急「北陸」で行く!氷見線&七尾線の旅、といった感じで日本全国の魅力的なローカル線が紹介されているのです。
ここで画期的なのは、これらの記事の大部分はトラベルライターが書いているのではなく鉄道を愛する女性タレントが書いているのですよ。
肥薩線については桜井せなさん、五能線については多聞恵美さん、小湊鉄道については小倉沙耶さんが書いています。
過度に専門的にならず女性からみた視点で描かれており、そこにそれぞれが興味を持っている点が織り込まれていてなかなか個性的なレポートになっていました。
その中でも僕が一番気に入ったのは多聞恵美さんの「五能線&津軽鉄道」のレポートです。
僕自身ここ2年続けて青森に旅行に行っているので、この地方に親しみを感じているというのもあるのですが、普段はバイク乗りの多聞さんが鉄道旅行で感じる新鮮さがなかなかいい感じでした。
2年続けて青森に行っているのにスケジュールの都合で津軽鉄道に乗ったことがない僕は、なんとかした今年中に津軽鉄道に行ってみようと画策し始めようと思います。

その他では、斉藤雪乃さんと伊藤桃さんのカシオペア展望スイートの旅もなかなかよかったですよ。
あれ、この「旅する鉄道」はかなりアイドル路線を進んでいるってことか?
横見浩彦さんによるレールクィーン育成計画は実はかなりちゃくちゃくと進行しているということなのか?
ま、いいや。

鉄道についてより専門的な記事は「今も走る国鉄時代の名車ベスト10」で昭和の時代から残る今でも現役の懐かしい車両が紹介され、自転車を持ち込むことができるサイクルトレイン情報も充実しているし、ともするとJRに偏りがちになってしまうところを私鉄にも注目したローカル線ガイドも掲載されているし、本当に内容は充実していると思いました。

お値段が通常の鉄道旅行ムック本よりちょっと高めということもありますが、その分豊富な写真と幅広い視点でカバーできていると思います。
夏休みに鉄道旅行をしてみたいと思っている方にとってはいい参考書になると思いますよ。

「旅する鉄道 Vol.1」についての詳細はこちらから。
旅する鉄道 1 (エイムック 1736)

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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