新宿ー新潟を結ぶ夜行列車「快速ムーンライトえちご」廃止→臨時列車へ

冬の青春18きっぷのシーズンに入り、どこへ鈍行列車の旅へ行こうかと色々計画している時に悲しいニュースを目にしました。

→相次ぐ夜行列車廃止…今度は「ム ーンライトえちご」（ネタりか）

この記事によると現在新宿ー新潟間で毎日運行されている夜行列車「快速ムーンライトえちご」が来年3月のダイヤ改正で定期運行をはずれて、臨時列車化される方向で検討されているそうです。

最近はJRのダイヤ改正がある毎に何かしらの夜行列車が廃止されていきますが、最早その流れを止めることができないのでしょう。

とても残念なことではあるのですが、ムーンライトえちごは臨時列車として春夏冬の繁忙期には運行されるようなので一安心なのですが、臨時という形がずっと続いていくという保障はどこにもないのです。

定期運行廃止→臨時列車化→完全廃止

という流れが見え隠れするのです。

確かに夜行の高速バスという大きなライバルはいるのでしょうが、僕はどうしても必要でなければ自動車に乗るということはしないので、なんとかして臨時列車のままでもいいので残ってくれればうれしいのですが。

同じように3月で定期列車からはずれる「快速ムーンライトながら」に乗ると名古屋、大垣方面に行くことができるけど、その周囲にあまり魅力的な路線がないのんで日帰り旅行には向かないと感じています。

その点、ムーンライトえちごは東北方面、北陸方面、信州へと様々な方向へと乗り継ぐことができて旅の選択肢がとても多いのです。

今年の夏は新潟から坂町へ出て、米坂線に乗ってきたし、この冬はまた富山へと行こうと思っています。

臨時化でも18きっぷシーズンは走ると思うので、僕が利用する時期にはあっているのでしょうが、その他の時期に利用している人にとっては大きな痛手でしょう。

夜行廃止は時代の流れなのでしょうが、カシオペヤや北斗星というブルートレインという選択肢以外に安価に利用できる夜行も何とかして残って欲しいところです。

「快速ムーンライトえちご」2008年9月新宿駅にて

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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