5月28日に創刊された集英社の「週刊鉄道絶景の旅」の第2号が発売されました。
特集は静岡県の大井川鉄道です。
大井川鉄道と言えば最初に思い浮かんでくるのがSLで、今や観光列車としての地位は盤石のものがあります。
季節を問わずほぼ満員のお客さんで賑わうようですが、まだ僕は一度も訪れたことがないのでぜひとも遊びに行ってみたい路線のひとつです。
さて、収録内容は以下の通り。
・絶景俯瞰パノラマ地図
・悠久の流れに沿ってSL・トロッコ夢紀行
・絶景写真撮影ポイントガイド
・大井川鉄道途中下車ガイド
大井川鉄道の絶景は春に撮影されたものが中心で、桜や色鮮やかな花々に囲まれた実に彩が多いものになっていました。
薄いピンクの花びらとSLの真っ黒な車体は対称的な色合いですが、これがまた実に合うのです。
そしてSL以外の車両が茶畑や大井川の脇を疾走するのもまた花があります。
かつて近鉄や南海などの大手私鉄で活躍した車両が今でもこの大井川鉄道で現役として走っており、まるで走る鉄道博物館のような雰囲気もあります。
また紅葉の時期の千頭ー井川間の井川線の絶景もはずせません。
それらがみごとな写真で紹介されているので、大井川鉄道への旅にやたらとそそられました。
また、定期連載の「ノスタルジー昭和の鉄道」では東海道本線の夜行列車が紹介されています。
所謂大垣夜行の歴史が簡単にまとられており、昭和51年の車内写真も掲載されているので時代の推移がわかるものになっていましたよ。
第3号は五能線特集で6月18日(木)発売です。
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→集英社 週刊 鉄道絶景の旅 特集コーナー