朝日新聞出版から発売されている「週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR」の第4号を購入しました。
歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 2009年 8/2号 [雑誌]
特集は筑豊本線、日田彦山線、後藤寺線、篠栗線です。
表紙写真は飯塚駅の向こうに見えるボタ山で、かつての炭鉱の町のシンボルが現在ではこのような風景になっているのですね。
さて、今号で紹介されている路線は基本的に炭鉱で栄えていた当時に貨物輸送で大賑わいだった路線です。
しかし今では石炭輸送はもちろんのこと、貨物輸送自体も廃止されてしまったようです。
そこらへんも歴史年表にまとめられていて、路線の栄枯盛衰が見て取れます。
しかし、現在は博多や小倉への通勤圏内として筑豊本線や篠栗線は活躍しており、役割を変えつつもまだまだがんばっている路線でもあります。
特集されている4路線の現状や歴史はうまくまとめられていますが、僕が一番注目した記事はこの4線周辺にあった廃止された路線についてのものでした。
添田線、香月線、上山田線、宮田線、漆生線、幸袋線。
いずれも短い距離で、石炭輸送のために作られた路線です。
今はもう見ることができないそれらの路線の写真は、歴史の必然とは言え哀しいものがありました。
次号の第5号は中央本線が特集で7月28日(火)発売です。
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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