夏の観光シーズンを前にして鉄道に関して特集を組む雑誌が多くなっています。
「男の隠れ家」でもローカル線が特集となっています。
紹介されているローカル線は江差線、津軽線、山田線、篠ノ井線、予土線、日田彦山線、西武秩父線、南海電鉄高野線です。
いずれもなかなかの車窓を眺めることができる路線ですが、僕としては篠ノ井線と津軽線はお勧めしたい路線です。
篠ノ井線は日本三大車窓のひとつである善光寺平を望む車窓がある姨捨駅付近が絶景です。
姨捨駅はスイッチバックの駅でもあるのでさらに見所ポイントはアップします。
津軽線は、青森から中小国までは北海道へ向かう特急列車や貨物列車も通るので大幹線ですが、中小国から三厩までは最果ての地へと向かうようなローカル線に変わります。
乗客もほとんど乗っていないし、なによりこの区間は1日5往復しか列車が走っていないので、なかなか行きづらいというのも魅力だと思います。
本書では豊富な写真が掲載されているので、そういった魅力も引き出されていると思いますよ。
その他の記事で特に面白かったのは伊藤博康さんが書いた「驚きの新名所!個性派「踏切」百景」が秀逸でした。
踏切が長くて、踏切内にも踏切があるという名古屋鉄道神宮前駅近くの踏切、あまりにも道幅が広くて遮断かんが重みでたわんでしまい地面につきそうな西武新宿線の東村山ー所沢間の踏切、踏み切りなのに一般の人は渡ってはいけない箱根登山鉄道上強羅駅の踏切、などなど魅力的な踏切が紹介されていました。
今まで踏切には全く注目してこなかったけど、実は面白いものがたくさん発見できる場所なのかもしれません。
その他、この時期の定番と言ってもいい夜行列車の特集もありました。
「能登」「きたぐに」「はまなす」という夜行急行にも注目しているのがなかなかポイントが高い点だと思います。
「男の隠れ家」8月号についての詳細はこちらから。
→男の隠れ家 2009年 08月号 [雑誌]
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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。トップページ | 旅の全記録 | フォトウォーク | 登山の全記録
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