海野和男「デジタル一眼レフで撮る四季のネイチャーフォト」

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デジ一のことをやっぱり理論的に知っておかなくちゃいけないなと思ったところでこちらの本を購入。

デジタル一眼レフで撮る四季のネイチャーフォト 日本のすばらしき自然とそこに生きる生き物の一瞬を撮る (サイエンス・アイ新書)
海野 和男
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まずは目次から見てみましょう。

序章 日本の素晴らしき四季
第1章 デジタル一眼レフを使おう
第2章 レンズを使いこなす
第3章 春のネイチャーフォト
第4章 夏のネイチャーフォト
第5章 秋のネイチャーフォト
第6章 冬のネイチャーフォト

本文に入る前に著者の海野和男さんを簡単に紹介します。
海野さんは昆虫を中心とする自然写真家で、日本だけでなくアジアやアフリカの昆虫も撮影しており、現代日本の昆虫写真家の第一人者と言ってもいいでしょう。
そんな海野さんが日本のすばらしい自然と昆虫の写真をどう撮影するかを解説しているのが本書です。

まずは初心者のためにカメラのセッティングや被写界深度、露出などを解説し、次にマクロと望遠の違いなどのレンズの話やストロボについてわかりやすく書かれています。
それらの基本的事項を押さえた上で、日本の自然の中に入って写真をどう撮るかということになっていきます。

春夏秋冬の四季の中でどう自然の表情が変わり、またどのような昆虫がそれぞれの季節の中で現れるか、豊富な作例と共に解説しています。
作例にはレンズの種類、焦点距離、絞り、シャッター速度、ISOが書かれているのでカメラのセッティングについてとても参考になります。
もちろんそれらを一緒にしたからといって同じような写真が撮れるわけではないけど、ひとつの目安として重宝できるものだと思います。

どのようなものを季節ごとに狙うかといいますと、春は桜やミチバチ、蝶類、夏には緑の木々、ホタル、トンボ、秋には紅葉、冬には霜、雪、氷、そして野鳥といったものを挙げています。
複数の季節にまたがって生きている昆虫もいますが、美しい姿を見せることができるのは一瞬のことなので、どの時期に写すかで大きく変わってくるようです。

拙いながらもカメラを趣味としている僕にとってはどれも大いに参考になる記述でしたよ。
日本の美しい自然を写真に撮りたいと思っている人にとってはよき参考書だと思います。
何と言っても撮影データが細かく出ているというのが非常にいい点だと思います。

海野和男さんの「デジタル一眼レフで撮る四季のネイチャーフォト」についての詳細はこちらから。
デジタル一眼レフで撮る四季のネイチャーフォト 日本のすばらしき自然とそこに生きる生き物の一瞬を撮る (サイエンス・アイ新書)

海野さんの公式ウェブサイトも内容がとても充実していますよ。
海野和男 のデジタル昆虫記

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この記事の筆者は徳富政樹(とくとみ)です。ブロガー、街歩き案内人、なんちゃってフォトグラファー。日本全国を旅しながら写真撮影をしています。マニアックな場所や美味しいもの、鉄道、井戸ポンプ、ネコが好きです。
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